周術期にヘパリンブリッジ。いつからいつまで?

【調べた背景】AF患者に抗血栓薬使用していた。ヘパリンブリッジしたが、いつからいつまでヘパリンを使用するべきか調べた。

【論文】周術期のヘパリンブリッジはもういらない?
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/odakura2/201901/559293.html

【論文の結果】・待機的手術や手技を行う際の出血リスクは「マイナーリスク」「低リスク」「高リスク」の3段階に分類される。マイナーリスクでは抗凝固薬の休止なし、低リスクでは24時間以上の休止、高リスクでは48時間以上の休止が原則である
・ヘパリンブリッジは、特殊な場合を除いて現時点では推奨しないとする報告が多い
・複数科にまたがる抗凝固薬の休薬プロトコルの作成と情報共有が大切である

【対応】上記資料よりもヘパリンは長く使用したが、出血、梗塞なく、内服へ移行した。やはり、ヘパリンブリッジをするにしても、しないにしても、治療方針は共有することは大切。

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