見出し画像

毒母と末っ子の関係①

毒母というのは、程度こそあるものの、大概特徴は似ているものかと思います。

いろいろな方のSNSを見ているとドギツイ毒母を持つ人たちに比べると、私の母は毒母のうちに入らないかもしれませんが、一時はとても苦しい思いをしました。そしてその毒母の程度が中間の母を持つ方がどこかにいて、苦しんでいるかもしれない、とも思いますので私の体験をお話ししたいと思いました。

毒母の末っ子である私は、性格にも影響を及ぼしている部分があるとじかくしていますが、なぜ、何をきっかけに影響していったのかわかりません。おそらくジワジワと長い年月をかけてそうなっていったんでしょう。

ただ、母から受け継いだDNAと考えてしまうと、私もいつか我が子に同じことをしてしまうのではないか、と不安に思ってしまいます。だからこそ冷静に客観的に見るためにもアウトプットしてみたいと思います。

私が母のことを「この感じが俗にいう毒母なのか・・・」と感じたのは子供の出産の時に起こった数々のことがきっかけでしたが、それから思い返せば・・・というのはいくつかありました。

母の特徴は、素直じゃない、愚痴だらけ、不満だらけ、恥ずかしがり屋、我慢我慢の人、といった感じです。



思い出せるエピソードを一つ・・・。

姉が専門学校生(20歳くらい)の当時付き合っていた彼氏と、親に内緒で旅行に出かけたことがありました。その時に撮ったいかにも旅行先の部屋で撮ったラブラブ写真をみつけて、「裏切り者!!」と怒りました。

その数年後、私が20歳の時に付き合っていた遠距離恋愛中の彼氏の家へ親に内緒で泊まりに行ったときに撮った、いかにも彼氏の部屋でラブラブ、みたいな写真を見つけて、「あんたもおねえちゃんも裏切り者だ!!!」と再び怒りました。

そもそも秘密で行くのは悪いことですが、私はその当時もう働いていて社会人でした。母にとって裏切り行為は秘密で泊まったことなんでしょうか?。ちなみに私も姉も母から「男性と泊まりに行くのは禁止」とは教育されていませんでした。(オッケーとも言われてはいませんが・・・)


母の頭の中では恐らく、嘘をついて彼氏と泊まって大人の関係を持ったであろうということに腹を立てて、でも事実どうなのか、と確かめるわけでもなく、避妊をするように言ってくるわけでもなく、結婚前の男女がそんなことするなんて考えられない、という母の考えを持った前提での‟裏切り行為”なんだと思います。

でも、娘たちから言わせてもらえば、部屋のわかりやすいところに置いていたわけでもない写真を偶然見つけたと言って、部屋に入って勝手に見たプライバシーを守らない母もまた裏切り者だと思うのです。
でもそんなことは通用しませんので、私も姉も当時はそれなりに反抗しつつでも証拠はあがっているので否定もせず、どうなのか?と聞かれるわけでもないので答えるわけでもなく逆にモヤっとして母のご機嫌が直るまで放置していました。

当時私の同級生は、中学の頃から「男の子とそういう関係になりそうになった時に赤ちゃんが出来てしまったり傷つくのは女の子だから、ちゃんと否認してもらえるようにいつでも持っていなさい」と避妊具を渡されたそうです。

中学の時となると、今から24年も前のことですから、性教育なんてしっかりとできてない家庭が大半ですから仕方ないとは思っています。

それでも、ただ「裏切り者」と言われたことはその後の姉と私がもっと反抗的な行動をしていくきっかけになったことは紛れもない事実です。


母の話はとめどなくなりそうです。次回も母の話第二弾として投稿したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?