ゴール

ふと、思う時があるんです。
就職が人生のゴールなんだとしたら、
私はどん底から這い上がり、最高のゴールを迎えています。

私からしたらどの時の私も最高なのですが
(その時自分にとって最高だと思う選択しかしてないので)

世間一般の目でいうなれば私の大学時代はどん底なんだと思います。

以前書いたか忘れましたが、私の通っていた大学は偏差値の低い大学。
所謂、名前を書けば入れる大学です。

そんな大学出身の私が、名の知れた企業に就職した。
こんな私のハウツー本を書けば売れます。
(売れません)

なんて冗談はさておき
大学生の勝ち組といえば、偏差値の高い名の知れた大学
そこに入ってしまえば就職先も給料の良い名の知れた大企業に行ける
そんな古い考えがまだまかり通る時代だからこそ、偏差値の高い大学はすごいと崇められます。

たしかに、努力した者が入れるところであり
本当にすごい教授の授業を受けたいと入学を希望する人がいるのも事実です。

ただ、先ほど申し上げた通り、私は無名大学から名の知れた企業に就職したのです。

周りの新卒は名の知れた大学に通っていた人ばかりです。
嫌な言い方をわざとすると、
あんだけ努力して有名大学に合格したかしらんけど、私は楽して大学入って貴方達と同じ企業に就職してるで
って話です。

すごい嫌味な奴…笑

そんなこと思ってないですよ！思ってない！これは本当に。
周りは私が経験してないすごいことをしてきてる子ばかりなので、やっぱり違うなぁ…
すごいなぁ…と毎回圧倒されてます。

話がめちゃめちゃそれました
本題に戻りますね。
私はよくこう言われます。

「就職先どこになったの？」
『○○だよ』
「え、すごくない？」

この流れが嫌なんです。
正直就職活動なんて自分がその企業に合うか合わないか、じゃないですか。
何もすごいことなんてしてない。
面接の練習もしたことなければ、エントリーの書き方もしっかり習ったわけじゃない。
学校の就活サポート室的なところを使ったわけでもない。
なんかあの、SPFかJYPか知りませんが、それの対策なんて全然してないんです。
やばいっしょ？(なにが)

ただ、私がこの企業に合う人材だったってだけなんです。
今の自分でどこに見合うのか、見合う企業がなければバイト先に正社員として雇ってもらおうって楽観的に就活してた奴なんです。

これはもう大学に入るのとは訳が違いますから。
努力もあるんでしょうが
向き不向き、得手不得手だろうし
その人の中身、個性を見られる(見られているはず)ものだから。

何がいいたかったかというと
学歴も職歴もその人が選んだ道なんだから「すごい」「すごくない」そんな言葉で片付けないでってことです。

あの人はあんな生き方をしてるんだ。
そう思って欲しいんです。

有名企業だの、大企業だの、そんなので比べないで欲しい。

私の友人は正直無名な会社に勤めてる人の方が多いです。
でも、私なら絶対に挫折してるであろう仕事を胸張って辞めたいとはいいながらも一生懸命やっています。

すごい、と単純に思いますし、仕事してる友人の姿はめちゃめちゃにかっこいいです。冗談抜きで。

【自称:名の知れた企業に勤めてる奴】が言うな！
と言われそうですが、
【自称:偏差値低低大学出身奴】が言ったとしても、お前が努力してないだけだろ！
と言われていたはずなのでなんでもいいです。

とにかく、自分の仕事に誇り持ってやってる奴はかっけーぞ。って話です。

ね？