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SBI証券-先物オプション取引の注文方法

こんにちは。
先物を勉強中の者です。先物取引を始めようと思いましたが、当時は注文方法が分からずヤキモキしました。この記事では先物取引の注文方法を書いていきます。是非、参考にして下さい。尚、こちらはパソコンでの取引方法ですが、スマホでの取引も基本的に名称などは同じなので安心してください。

※こちらの記事は、SBI証券の先物オプション口座を既に開設している人向けで、SBI証券が提供する取引ツール「HYPER SBI 2」の操作方法を説明するものです。


①ログイン

ログインすると、下部写真の様なメニューバーが出てきます。少し、見難いですが、これが出たら左側の下段3つ目にある「先物OP」をクリックして、次に更に3つ隣の「個別銘柄」を選択してください。

②個別銘柄

すると、この様な画面が出てきます。カッコイイですよね!難しそうですが、使用するところは少ないので難しく考える必要はありません。

③フォントサイズ(お好み)

お好みでフォントサイズの変更をしていきます。私は見やすいのでフォントサイズを1番大きくしています。そして、フォントサイズを変更したら、角にマウスポインターを当ててサイズを整えます。

④限月を選択(重要)

ここはとても重要です。それぞれの番号毎に丁寧に解説させていただきます。

①・・・これは先物を選択するだけで構いません。オプションは選択しないでください。オプションはかなり難しく証券会社で働くプロのトレーダーでも損失する程です。素人が手を出しても良いことは無いのでこれは触らないようにしてください。≪先物≫を選択です。

②・・・これは「ミニ日経225先物」か「マイクロ日経225先物」のどちらかを選択してください。「日経225先物」は選択しないように注意が必要です。

ミニ日経225先物(通称:ミニ)
だいたい1枚(単位、数え方が枚です。1枚、2枚、3枚…)あたり約20~25万円で取引可能です。そして、5円刻みで動きますが1枚買って5円上がると500円の利益が出ます。

購入費用:約20~25万円
値  幅:5円
損  益:500円(1枚、5円あたり)

マイクロ日経225先物(通称:マイクロミニ)
数え方は同じですが、こちらは約2~2.5万円で取引が可能です。また、5円刻みも同じです。つまり先ほど紹介したミニよりも1/10の値段で投資できるのです。

・・・となると、こっちの方が良さそうに見えますよね。ところがこちらは損益も1/10になるのです。ですので、1枚買って、5円上昇しても利益は50円です。

購入費用:約2~2.5万円
値  幅:5円
損  益:50円(1枚、5円あたり)


それでもマイクロミニの方が良く見えますが、少しだけマイクロミニの方が証券会社側に支払う手数料が高いです。

ミニ1枚の手数料(立会取引の場合): 38.5円
マイクロミニ10枚の手数料(立会取引の場合): 11円 × 10 = 110円

マイクロミニ10枚と、ミニ1枚は同じ損益ですが、手数料はなんと185.71%も割高になってしまいます。ですのでマイクロミニで練習してから慣れてきたり自信が付いたらなるべく早めにミニへ移行した方がいいと思います。

また同じ画像を使用しました

では今度は③の説明です。これも重要です。ただ、簡単です。安心してください。

これは見ての通り、日付を表しています。24/09となっているので2024年9月のことです。でもこれを書いているのは2024年7月11日です。24/07も、もちろんあります。

24/07もあれば、24/08もありますね。

簡単に言うと、流動性です。3の倍数月の方が需要と供給が多いので、勝ちやすいのです。では24/12でもなく、なぜ24/09なのか?ですが、これは1番近い3の倍数月を選択するのです。

ですので、2024年9月16日になったら「24/12」に変更していきます。ここはXで「先物の限月っていま何ですか?」と先物やってる人に聞いても教えてくれますし、もしあれだったら私にメッセージ送って貰えたら教えるので難しく考えないで下さい。

この①(主体)+②(銘柄)+③(限月)を確定させたら、あとはもう取引するだけです。ちなみに、①+②+③で確定したものは②と同様に「銘柄(めいがら)」と呼びます。

⑤注文方法

では、取引する銘柄が決まったらあとは取引するだけです。これ赤くなっていますが、上から5個目の「取引」を「買」から「売」に変えると色も変わります。

新規売りversion

先物取引は、上昇する!と思ったら新規買いで上昇にBetできますし、下落する!って思ったら新規売りで下落にBetできます。ですので、騰落さえ方向感が掴めれば誰でも利益が獲得できます。

では、改めて注文方法の説明です。

番号をふりました。それぞれ説明していきますね。難しく考えないで大丈夫ですよ。

①注文の主体

新規注文と決済注文、注文の訂正、注文の取消が選択できます。そのままですね。スタートは、新規注文です。

新規注文で先物を買ったら・・・決済注文は、「決済”売り”」を選択します。

新規注文で先物を売ったら・・・決済注文は、「決済”買い”」を選択します。

簡単ですよね?言葉に捻りもなく、そのままなので直感の操作で分かると思います。

②注文種別

通常とOCO、IFD、IFDOCOの4つがあります。私は「通常」だけやって慣れてきたらOCOやIFDOCOにすればいいと思っています。これらの説明は、SBI証券が図解を使って説明しているのでリンクを載せておきます。

恐らく、新規注文でほぼ8~9割の人は「通常」でやっていると思いますw

③J-NETクロス

これは優先するにチェックを入れてください。たぶんチェックされた状態だと思いますが。これは色んな証券会社から注文が入ったときに他の証券会社の注文も通るようにしているやつです。つまり、自分の希望する値段で取引が成立しやすくなるという訳です。

④枚数

そのままですね。30万~100万円を元手にするならミニ1枚から始めるといいと思います。100円利益取るだけで、1万円も手に入りますからね。利益が増えてきたら徐々に枚数も増やしていくといいと思います。

20万円以下の場合はマイクロミニ一択になりますが、マイクロミニ5枚位(約10万~12万円)は最低でも必要ですね。

⑤取引

買い or 売り

ですw
上がる!と思ったら買い、下がる!?と思ったら売りです。ちなみに上昇することや買うことをロングと言い、下落すること、売ることをショートと言います。

それぞれ、
ロングは、「L」
ショートは、「S」
と、アルファベットの頭文字で略して書く人も多いです。X(旧:Twitter)で42,450Sってなっていたらそれは「先物42450円で新規売り」を、意味します。

⑥価格

基本的には「指値」と「逆指値」しか使いません。あとたまに使うのが「成行」、「引成」ですね。それぞれ説明していきます。太字の注文方法だけで十分ですよ。

指値注文(さしねちゅうもん)
指定した価格で注文を出す方法。指定した価格に達しないと注文が成立しません。

指値(FOK)(Fill or Kill)
指定した価格で即時に全数量が成立しない場合、注文全体がキャンセルされる注文方法。

指値(FAK)(Fill and Kill)
指定した価格で即時に成立する数量だけ約定し、残りはキャンセルされる注文方法。

成行注文(なりゆきちゅうもん)
価格を指定せずに市場価格で即時に注文を成立させる方法。最優先で取引が成立します。

成行(FOK)(Fill or Kill)
市場価格で即時に全数量が成立しない場合、注文全体がキャンセルされる注文方法。

成行(FAK)(Fill and Kill)
市場価格で即時に成立する数量だけ約定し、残りはキャンセルされる注文方法。

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)
現在の価格が指定した価格に達した場合に、成行または指値で注文を出す方法。通常、損切りや利確に使用されます。

最大指値注文(さいだいさしねちゅうもん)
価格が指定範囲内にある限り、最大数量まで注文を出す方法。

引成注文(ひきなりちゅうもん)
引け(市場の取引終了時点)の価格で成行注文を出す方法。市場が閉まる直前に注文を成立させます。

⑦期間

基本は「当セッションのみ」で、OKです。当セッションとは、お昼(日中)に出した注文は、08:45~15:15の時間内に成立しなければ注文がキャンセルされることで、夜に出した注文は、16:30~翌06:00の時間帯に成立しなければ注文が自動でキャンセルされます。

その時々で様子は違うので、基本的に当セッションのみでいいです。僕も3年間も先物をやっていますが当セッションしか使ったことがないですw

⑧注文

直接注文と、バスケット注文がありますが、直接注文でOKです。元々、直接注文になっていると思うので、それを確認したら右側にある注文をクリックして完了です。

お疲れ様でした☆彡

決済注文について

いま先物を買っていないので説明が難しいですが・・・

先物を新規で買ったら、決済売り
先物を新規で売ったら、決済買い

これは説明しましたね。決済注文も色が変わるので、新規注文時の色とは逆の方を選択してください。

※先物を持っていると、ここに表示されます。

決済したい場合や逆指値注文を出したい場合は、該当する建玉(ポジション、持ってる先物のこと)をクリックして下さい。

クリックしたら、これらを埋めていきます。大見出し「⑤」で説明した内容と全く同じなのでここは割愛します。

逆指値注文の重要性

逆指値注文は凄く大事です。僕はほぼすべてのポジションに逆指値注文を入れています。逆指値注文は利益を最大化まで引き延ばす為の措置です。必ず取り入れていきましょう。

※逆指値注文の説明文リンクを載せておきます。

要するに、

あなたは、42400円で先物ミニを5枚買ったとします。(約100~125万円分)でもプライベートや仕事で忙しく数時間はスマホを開くこともできない。そんな忙しい数時間の間に先物が急落してしまい、42000円まで下がってしまったとします。

すると、あなたの被る損失は、20万円になってしまいます・・・。

先物は1日に数百円動くことは普通にあるので、恐ろしいですよね・・。

ところが、逆指値注文ができるとこんないいことがあります。

あなたは再び、42400円で先物を5枚買いました。(約100~125万円分)

先物の値段は、みるみる上昇して、現在値は、43,000円です。あなたは30万円の利益が現時点で確定しています。でも、43,500円まで上昇の見込みがあります。でも時刻は23時・・・眠らないといけない。そんな時に逆指値注文を出すのです。

42400円で買った先物を、42800円で逆指値注文を出します。

これはもしあなたが寝ている間に先物の価格が下落して、42800円になったらその時点で自動的に決済してくれるというものです。つまり、400円の利益(約16万円分の利益)は担保されるということです。

16万円は利益が確保されると分かれば、安心して眠れますよね。そして朝起きたら43500円まで上昇していて44万円の利益が出ている!!なんてことも結構あります。

凄くないですか?運用資金120万円前後で、40万円の利益です。

逆指値注文が出来ると、最大損失が設定できるので、資産運用に持ってこいです。是非活用してみてください。

まめ知識

ちなみに、逆指値注文を出すとき、「指値」か「成行」が選べます。この時だけは「成行(なりゆき)」を選択してください。

なぜか?

指値にすると暴落/暴騰時(価格が一気に飛ぶような騰落)には指値不成立といって逆指値注文を出したのに成立しないことがあります。ところが成行注文だと、値段が飛ぶような動きがあっても確実に成立します。

ただ、成行注文にすると指値とは違って希望の値を選べないので、発動条件の値よりも10円くらい不利な値で成立することもしばしばあります。ですがそれは緊急時の保険という意味合いで涙を飲んだ方がいいと思います。

僕も過去に値段が飛んで逆指値が発動せず、朝起きたら100万円も損していました。その時は毎月勝っていて、月30~40万円の利益が出ていました。ですので、その年の利益の半分を飛ばしたのです。

これが逆指値注文(成行)だったら損失は出ていませんでした。ですので皆さんは逆指値注文を出すときは成行で設定するといいですよ。楽ですしね。

オススメのnoteクリエイター

僕は2年以上投資をしていますが、それでも先物界隈では全然素人です。1人だと面白いぐらい負けます。僕はnoteで先物の上手い人が書く記事を買っていて、それで結果を出しています。noteに毎月10,000~15,000円くらい払っていますが、それで利益が毎月30~40万円なので、全然おいしいです。

僕がnoteを買っている先物トレーダーを紹介します。

TIGER TRADE(タイガートレード)さん

TIGER TRADE|note

証券会社には営業部と運用部の2つがあります。運用部は会社のお金を使って株や先物を売買する部署です。このTIGER TRADEさんは元々、証券会社の運用部に在籍していた正真正銘のプロトレーダーです。

全ての注文に透明性があります。また、事前に売買ポイントを載せてくれます。それも30分とか数時間前にはポイントが分かるようになっています。そのポイントを参考にして自分で発注するだけで全く同じ成績が出ます。

例えば、

42500L指値、42300SL

と、noteに書かれているとしたら、これは42500円で新規注文の「買い」を出して、取引が成立したら直ぐに逆指値注文を42300円で設定する。

という意味です。

Lは、ロング(買い)
Sは、ショート(売り)
SLは、逆指値注文

の略称です。

タイガートレードさんは購入者との交流も大事にしてくれています。Xで投稿に質問をしたり、noteの最下部で質問をすると返事をしてくれます。他のクリエイターさんは皆さん無視するか都合の良い質問にしか回答してくれません。

素人の僕がタイガートレードさんを好きなのはこれも理由の1つです。最初は右も左も分からなくて、そのことも話したら専門用語をなるべく使わずに丁寧に説明してくれました。

X(旧:Twitter)のアカウントリンクも載せておきます。
タイガートレードさん

相性が良いのは運用資金が少ない人ですね。TIGER TRADEさんも運用資金が少ない人をベースに作り込んでいます。運用資金が1億円以上ある人は微妙かもしれません。

タイガートレードさんは、日々の取引結果を一般公開しているので参考までに。

2525さん

https://note.com/manager2525/

Xでフォロワー数が物凄い多い方です。個人の先物トレーダーさんです。ベトナムに住んでいる方らしいです。ランボルギーニのプロフィール写真ですが、ランボルギーニには乗っていないようです。堅実ですね。

2525さんは玄人向けです。タイガートレードさんは売買ポイントを載せてくれていますが、2525さんは投資に必要な情報をたくさん載せていて、それを見て自分で考えてトレードするような感じです。

タイガートレードさんの様に売買ポイントは載せていません。自分で考えてやりたい人向けですね。

ちなみに何が書いてあるか全然分からない人もいますが、ExcelとかSEの人でシステム開発が出来る人は向いていると思います!

SMJさん

https://note.com/sakimono_junky/n/n8184ff7b33bb

先物ジャンキーさんです。

僕は最初、先物ジャンキーさんのnoteを買ってトレードしていました。先物ジャンキーさんもタイガートレードさん同様に売買ポイントを事前に載せてくれています。

半年間くらいずっとジャンキーさんのnoteで利益は出ていましたが、2024年からはずっと不調で、大爆損してしまいました。とはいえ今までの利益が全部無くなったくらいで、資産変動は無かったです。ただその月から買った人は悲惨だったように思います。

ジャンキーさんのnoteには特徴があって、本人も話していますが以下のポイントがあります。

  • ショート(新規売り)専門

  • 最大5ショットの売り上がり

  • 四六時中、更新がある

この3つでしょうか・・。僕が感じた特徴は

まずジャンキーさんは大富豪なので、推定ですが株式を50億円くらい保有しています。でも日経平均株価が下がれば株式資産も目減りするのでそれをあてがう為に先物を売っている様です。なので、先物がずっと上昇するような相場でも、ずーっとショートしています。

爆損のキッカケを作ったのが売り上がり行為です。売り上がりというのは、ナンピンのことで、損失のポジションがあるのに損切りせずに追加注文を出すことです。

上手くいけば平均単価が有利になる分、損失を回避できます。ただ下手をすると損失が雪だるま式に膨らんでしまいます。なのでナンピンは、一般的にはタブー行為と言われています。これは有名な投資家(現在、資産100億円超)のテスタさんも話しています。

ただSMJさんは前述した様に、株式を大量保有しているのでこれが実現できるのです。ですので、SMJさんのnoteは株式を大量保有していて、先物でリスクヘッジしたい人向けかな?と思います。

まとめ

タイガートレードさん
→初心者の人や資金が少ない人向け

2525さん
→自分で考えて自分で取引したい人向け

SMJさん
→先物でリスクヘッジしたい人や資産数億円超えの富裕層向け

( ^^) _U~~

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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