「救おう」とか思わなくていいから、「そばにいて」


優しさからか、周りを気にしてだからか、「救いたい」とあなたは言う。

「救おう」とすればするほど空回り、うまくいかないでしょう。

「救おう」としなくても、そばにいるだけでわたしは救われている。なにもしなくて、よかったりする。

人間に生まれて言葉を取得し、気持ちを表す方法をいくつか知っている。お金を稼いで、ものを買う、そんな方法もみんな知っている。ものでよろこぶことがある、ということも知っている。



人を喜ばすにはいくつか方法がある。救うにもいくつか方法がある。でもわたしは気づいている。心が満たされていると、そばにいてくれるだけで救われるということに。存在そのものが、私の心を強くする。ほしいものや、やりたいこと、夢はたくさん出てくるし、移り変わっていくけれど、あなたの存在というものは、存在に対する思いは、あまり変わることがない。

救おうなんかしなくていいから、ただ真っ直ぐ生きて欲しい。私も真っ直ぐに生きるから、お互い真っ直ぐ生きていこう。たまに嫌なことがあって、心が荒れることもあるけれど、支え合えたらベストな関係。「◯◯してあげたい」は、いつもじゃなくてもいい。たまに、そう思ってくれたらうれしいけれど、そう簡単になにもかも救えないこともなんとなく気づいたし、気づいてるよね。

人生ってそう都合よくできてなかったりもする。理想だけだと必ずどこかで詰んでしまうのかもしれないね。現実的はおもしろくないと感じるかもしれない、でもだからこそ、その上とその先にユーモアを積み上げてみて、そして夢も乗せてみて。

それならきっと楽しいでしょう。

人生は自分で描いていこう。

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