【シンママ日記-4-】〜3つのどん底〜
育児放棄をした、一家心中した...
というような悲しいニュースが年に数回ネットを騒がせます。
わたしも、一歩間違えたらそっち側にいっていたかもしれません。
幸いにも、どれも好転する転機があったので踏みとどまることができましたが、
ほんとうに危なかったな…
という どん底 が3回ありました。
1つめのどん底
▼コロナで緊急事態宣言がでたとき
いま振り返ると、
なんであんなにみんな恐れていたのだろう…
と思うけど、あの時期はすごかったですよね。
安倍首相の会見を、テレビの前で食い入るように聞いていたことを覚えています。
緊急事態宣言をうけて、
保育園は登園自粛要請がでました。
一方で、多くの会社が早々にリモートワークを導入するなか、通常出勤が継続。
保育園には預けられない。
会社にはいかないといけない。
まさに八方塞がり。
もう、無理だ。やっていけない。限界。
と1つめのどん底にハマりました。
▼転機
この状況のなか、思ってもみなかったのですが、
部署異動になりました。
異動先の上司がほんとうに素敵で、
一緒に対応策をかんがえてくれました。
リモートワークの対応を整えてくれたり、
休みやすい環境をつくってくれたり。
本当に素敵な上司でした。
いまでも、毎年誕生日におめでとうの連絡をしてくれます。
2つめのどん底
▼次女が救急車で運ばれて入院したとき
数回目の緊急事態宣言がでたころ、
次女が救急車に運ばれて、入院をしたことがあります。
ほんとうにこわかったし、
大人の家族がいないことの大変さを痛感しました。
常に120%で動いていたわたしにとって、
大きいハプニングを乗り越えられるパワーは
1ミリも残っていませんでした。
▼実家に住むことを断られる
むかしから両親とは折り合いがわるかったのですが、このときばかりは
これからは一緒に暮らそう
といってくれました。
タイミングよく公務員試験があったのでエントリー。二次選考まで進んでいました。
ちょうどこの時期に、
はじめて実家にこどもたちを数日預けたのですが、
やっぱり大変だから一緒に住むのは無理。
近くにアパート借りて住むなら良いけど。
と母親にいわれてしまいました。
ものすごくショックで、悲しくて、
こんなに辛いのに、自分の親も助けてくれないのか…と絶望しました。
▼転機
気持ちのどこかで、
いつかは親に助けてもらえるかも…
と淡い期待をもっていたのかもしれません。
でもはっきりと断られて、
もう、わたしががんばるしかないんだ!
と諦めがついて割り切ることができ、
不思議と気持ちも前向きになりました。
さいごのどん底
▼調停をやっていたとき
2回這い上がることができたけど、
試練はまだまだおわりません。
ある日突然、家庭裁判所から手紙が届きました。
内容は、
元夫からの調停申し立て
(詳細は割愛します)
これには相当参ってしまい
もうきえて楽になろう
と本気で思いました。
このときがいちばんのどん底だったかとおもいます。
でも、これを最後に底に沈むことはなくなりました。
▼大きな転機
このどん底の中、
大きな大きな転期がおとずれます。
今の夫と出会ったのです。
もし夫に出会ってなかったら…
いまこの世にはいないかもしれません。
まさしく命の恩人です。
つづく
🍫ちょこ🍫
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