妊娠中のトラブル集(実体験)①

私自身、妊娠中・産後、様々な身体の変化やトラブルがありました。

第一子妊娠中に最もヒヤッとしたのは、なんといっても転倒!!

母親学級を終え、区役所から帰ろうとした時でした。スロープを下っている際に、近道しようと考えスロープ横からよいしょ、と降りただけなのに。高さにして15〜20cm程だったと思います。
接地した瞬間にグキッ!
身体を支えきれずその場に横座りするように座りこんでしまいました。

時間にして数秒。何が起きたか状況を理解できず放心状態になっていると、『大丈夫ですか!?』と近くにいた女性に声をかけられ、そこでやっと気づき、慌てて赤ちゃんの無事を確認しました。

いつもよりも強い胎動を感じることができ、『大丈夫だよ!』と言ってくれているようでした。
無事で安心したのと、不注意で危険に晒してしまった罪悪感で涙が止まらなくなったのを覚えています。
あの時、声をかけてくれた女性は落ち着くまで寄り添ってくれて、とても有り難かったです。

立ち上がってみたものの痛みでまともに歩けず、何とかタクシーに乗り込み近くの整形外科を受診。捻挫の診断でした。

午後から仕事の予定でしたが、職場に事情を説明しお休みを頂きました。その日はずっと後悔で泣いていました。

その時は、何であんな所で転んだりしたんだろう?と不思議でなりませんでしたが、それもそのはず。妊娠中はお腹が大きくなることで重心位置が変わり、バランスがとりにくくなるのです。
大きなお腹で足元も見えにくくなりますし、伸びた筋肉は本来の力を発揮しにくくなり、妊娠前と比較し歩き方が変わります。
私は元々捻挫を繰り返していた過去があるので、今思えば転倒するリスクは十分にあったのかなぁと思います。

妊娠中も適度な運動は必要であることを痛感しつつ転倒予防の工夫(階段の時は手すりを使う、立ち上がる時は安定した物に掴まるなど)が大切だなと思いました。改めて、無事に出産するために自分の身体を大切にしようと思って出来事でした。
現在妊娠中の方も、転倒には十分お気をつけ下さい!

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