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塗りつぶしたい欲望

ワタシが持つ欲望のひとつに

「塗りつぶしたい欲」

というのがあることを、前々からうっすらと感じていたのだが

最近、やはりコレはワタシの中にハッキリとある欲である!と実感した。

とにかく・・・塗りつぶすことに、幸せを感じてしまう。うへへ。

たとえば塗り絵とか、とにかく枠内をただただ塗るというのが楽しい。

塗る、というより、やはり塗りつぶす、という感覚が一番近い。
濃淡をつけるとか、そう言うことは一切なく、ただただ塗る。

え?Miekaruってば、何か塗り潰したい過去でもあるの?!
とご心配していただくと申し訳ないので敢えて述べておくが、恥ずかしくて消してしまいたい過去のエピソードは山ほどあるが、塗り潰してしまいたいほどの過去ではない。
うすらぼんやり透けて見えていても許される程度の過去である(自己評価)。

それぐらいの塗り潰したい過去しか持たぬワタシが、なぜこんなに塗りつぶす作業に没頭してしまうのか。

そう、やっぱり塗るの好き❤️ということを最近なぜ実感したかというと・・・

最近、ゼンタングルというものを知ったからである。

ゼンタングルとは・・・

アメリカ在住のリック・ロバーツさんとマリア・トーマスさんご夫婦がゼンタングルメソッドを考案し、ゼンタングル社を設立しました。「ゼンタングル」という単語は「禅」と「tangle」(絡まる)を合わせてお二人が作った造語で会社名です。ゼンタングルメソッドはパターンアートの描き方の一種です。絵を描くことになじみがない方でも創造性を発揮でき、ストレス解消や瞑想的効果など様々な利点もあります。

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ゼンタングルメソッドの特徴
・失敗がない
計画なく描くので失敗というものがありません。上手く描かなければというプレッシャーがないのでリラックスしながら描けます。
・つらい練習がない
見本そっくりに描く必要がないのでつらい練習がありません。模様(タングル)を暗記しなければいけないということもありません。
・今やっていることに集中できる
線を描くということに集中することですっきりとした気分になれたり、痛みや悩みから一時離れることができます。
・自分の周りの美しいものに気づく
植物や壁紙、何かの模様などを見たとき、タングルに使えそうだなとかきれいだなとか気づけるようになります。
その他にも色々あります。「イライラすることが減った」など、人によって異なることが起こったりもします。

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そう、このタングルが、いろんなパターンがあるのだけど、塗りつぶす、というパターンもあるので、無心にヌリヌリしていたところ、

あ、ワタシ、これ、好き。(うふっ)

ということがしみじみ実感されてきたのである。



まずは本を買って独学で少しずつ始めているところで、まだまだ初心者の「し」というレベルだが、塗りつぶす場面になるとがぜん元気になる自分におののく。
なにこれ?ワタシなにか取り憑いてる?!
塗りつぶしたい霊とか、いる?!(なんだそれ)

この「ぬりつぶし欲求」については我ながら自覚があり、それは学生時代の学祭の立て看板塗りなどの作業の時に、誰よりも張り切ってペンキのハケやマジックを握っていたことを思い出すと、あぁあれあれ!と納得できる。
あの時もなにか取り憑いていたな・・(笑)

あまりに熱心に塗っていたので、そばで同じ作業をしていたあこがれていた先輩のPUMAのジャージにまでペンキを塗ってしまい、先輩のジャージは「うま」になってしまった、という暗い過去を思い出した。
いや、この場を借りてもう一度謝ろう。先輩、ごめんて。(軽いなおい)

そんなわけで、ワタシの塗りつぶし欲求は、筋金入りなのである。

この歳になってもそれは依然として変わらないことに愕然とするが、まぁ人ってそんなもんかも。
ゼンタングルの世界はまだ覗いたばっかりなので、なにがなんだかわかっていないけれど、楽しんでみようと思っている。
すでに嗜まれている諸先輩方、よろしくご教授いただけたらありがたいでござる。(いきなりの武士)お教室とかあるのかなー。

こんな風に、塗りつぶすことにヨロコビを感じる人って、ほかにもいるのかなぁ。もしいたら・・・うん、ちょっとうれしい(笑)


アタシのことは塗りつぶさないで欲しいと思うです。








なんとなく毎日読むのが楽しみだなと思っていただける文章を書き続けたいです。チョコ先生は腎臓と膀胱にステントを通しており、てんかん発作もあり、さらに胆嚢液体膿腫で胆のうを摘出し、いろいろとオペしてる身の上ゆえ、いろいろともろもろと服薬や治療食などにお力添えをいただけると嬉しいです!