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ピンク色

今日、新しく万年筆と ピンク色の インクを買った

我慢しなさい と教えられ 育って
馬鹿みたいに 頭と体に染み付いて
剥がれなくなっている

遊んでいたら 手がピンクに染まった


息子はいつも 「ママにはピンクね!」と
決まって 渡してくれる

私が もう そんな歳じゃないよ、と言っても
「そうかな?ママは ピンク 似合うと思うけどな」と
言ってくれた息子に どんな顔をしていいのか
分からなかった

いつも 誰かが用意してくれた答えで
それが 良いのだと教わったから
私は 今でも選びきれない

そんな時だって、相も変わらず 息子は素早く
「はい!」とピンクを私に差し出してくれる


だから、今日は 
たまには…自分からも、ピンクを選ぼう!と思った
息子の顔がよぎったのも ある。

お花を選ぶように
自分にも ピンクを渡そう

誰かが言ってた 
ピンクなんて 歳じゃないのに という 言葉に
しおれてしまわないように。


未来の私が笑ってる

大丈夫

あなたは 優しく

そして強いのよ と。



息子に 言おう
 
笑顔で

どんな色も 大好き
可愛い ピンク を ママに いつも
渡してくれて ありがとう

あなたが いるから
ピンクも 選べるように なったよ と 。






ちなつ。





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