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【れ】蓮根とレ・ミゼラブルとレゴラス

五十音一文字ずつから三つの言葉を選び、自分語りをしています(五十音ブログ)

大人になると

少しずつチャレンジし始めているが、子どものころから魚がどうにも苦手である。お刺身はまだしも、煮物と焼物はなかなか克服できないでいる。

子どものころは野菜も好きではなかったが、こちらは歳を重ねるとともに自然と嗜好が変わってきた。今では大好物と呼べるほどになっているのは茄子と蓮根。品書きにあると、つい注文してしまう。行きつけのロンシャンでも、茄子のパリパリ揚げは鉄板だ。

蓮根は、そのシャキシャキした歯ごたえが「食べてる!」「生きてる!」を強く実感させてくれる。満足度が高い野菜だなぁと思う。

では、一番好きな野菜は、と言ったら、何だろう。タケノコだろうか。キノコかも。カズノコは不得手。ツチノコは食べられない(そもそも見つからない)。ピノコは可愛い。アノコがほしい。アノコじゃ分からん。相談しよう、そうしよう。

あ、いつのまにか花いちもんめになってしまった。

写真は百千(ももち)の蓮根はさみ揚げのおむすび

ファンでい続けるということ

「拙者親方と申すは、お立会の中に御存じのお方もござりましょうが」

あちこちで言ってるので、ご存知の皆さんも多いと思うが、私は舞台、特にミュージカル好きである(ご存知だけ使いたくて、意味もなく冒頭に外郎売を持ってくる着想のわたし)。

食べ物の嗜好に変化はあったが、好きなミュージカルはあまり変わらない。まずストーリー。どちらかというと救いのあるものがいい。楽曲の素晴らしさはもちろん、アンサンブルがしっかりしていて見せ場があること。繰り返し観ても新たな発見があること。

数年前にヒュー・ジャックマン主演の映画『レ・ミゼラブル』が大ヒットしたおかげで、舞台ミュージカルの人気もあがり、いろいろな演目が公演されるようになってきた。チケット難は困るけれど、たくさんの人が観てくれるようになったのは素直に嬉しい。

「ミュージカルというものを一度観てみたい」という方には劇団四季をお勧めしている。歌詞や台詞が聞き取りやすいことに加え、ストーリーに無理がないから理解しやすい。『ライオンキング』を推すことが多かったが、最近なら『アラジン』かな。上手に魔法をかけてくれるから。

『レ・ミゼラブル』は、いつかは観てほしい演目だ。台詞がなく、全編歌だけで進行していくが、映画を先に観てストーリーを把握しておけば誰でも楽しめると思う。オーケストラの最初の一音にしびれて、その後はスケールの大きさと楽曲の素晴らしさとそれぞれの生き様に、ただただ酔いしれてもらいたいものである。

ロングラン公演なこともあり主要登場人物はみなダブルキャスト、トリプルキャストだ。当然観たい組み合わせと日程で悩む。それもまた楽しみではあるが、生まれ変わったら予算を考えずに観たいだけ観られる人生もいいなぁ。想像するだけでうっとりする。

レ・ミゼラブルは【ひ】のヒュー・ジャックマンの時に映画を熱く語ったが、映画よりさらに舞台が好きだと思う。

2021年も、帝国劇場を皮切りに、いくつかの都市を回るので、今からでもどうぞ!!と宣伝しておこう。

語り出したら止まらない

レ・ミゼラブルで一番好きなキャストは青年革命家“アンジョルラス”。ロード・オブ・ザ・リング(LOTR)では“アラゴルン”。「あ」から始まる名前の人に惹かれるのか、私。。。

アラゴルン愛は、ブログ【う】のヴィゴ・モーテンセンで告白したが、やはりレゴラスの透明感も捨てがたい。映画ではオーランド・ブルーム(オーリー)が演じているのだが、スクリーンに映し出された美しさには目をみはった。

原作ではそこまで目立つ人物ではないが、映画は弓の名手として華やかなシーンがふんだんにあり、胸がキュンキュンした。LOTRの中で三番目に好きである。あ、ちなみに二番はガンダルフ。

オーリーは他の映画でも美しさを惜しげもなく晒しているが、その中でもレゴラスは絶品だ。自宅でのDVD観賞より、スクリーンで観たいなぁ。

なんだか観たい観たい病の回になってしまった。

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