見出し画像

おうちポップコーンはすごい。

ポップコーンが好きなので、今の時期から夏前までは、結構な頻度で作って食べています。おうちで作るポップコーンの美味しさを知ってしまうとやめられません。

美味しいだけではないのです。スナック菓子って、油断すると一袋全部を食べてしまい後悔するし、逆に「これじゃ物足りない」と不満が残ることもあります。そこでおうちポップコーン。量は調整し放題、コーンもそう簡単になくならないし、保管に場所を取らない、思い立ったらいつだってすぐにできる…といいことづくし!

…と、「おうちポップコーンはすごい。」と常々言って回るのですが、全く賛同を得られないのが悲しいところです。これは「イカはすごい。」と説いても流される現象に似ている気がします。

(ちなみにイカは、この広いnoteの世界でユイじょりさんが見つけてくださり、繋がるきっかけになったので、今回のポップコーンも「そうそうそう!!」って思ってくれる人が1人でもいると嬉しいなあと思います)

ただ、すごいといいつつ長年克服できない課題もありました。味付けです。

ポップコーンマシーンであれば、その辺もクリアしながら作れるのでは?」と期待し、過去にこんなものも入手しましたが、使ってみると塩すら一緒に入れられなかった…これは撹拌機能付の加熱器ですね。

画像1

<よくある味付け方法と課題の例>
・フライパンにバター、塩、コーンを入れてから加熱

→バター多めにしてもあまり大きなインパクトがなく、均一にならない
・オイル、コーンを入れてから加熱→出してからカレーパウダーや塩を振る
→ポップコーンに張り付かない、ボウルの底に溜まるだけ

しかし、ついに出会いましたこちらのサイト。いろんな発見があったし、レシピも多彩(7 Ways!)で、私のポップコーンライフが一気に開花しそうです!

中でも刺さったのが、スプレーオリーブオイルニュートリショナルイースト(nutritional yeast)。

スプレーオリーブオイルは、ポップコーンにまだ目覚めていない頃に使ったことありましたが、その後ポップコーンに利用とは思いつきませんでした。

そしてニュートリショナルイースト。これ、初めて聞いたので調べてみたら、特にヴィーガンの人たちに愛されているスーパーフードとのことでした。チーズやナッツのような風味もあるので、汎用性もありそう。(参考文献こちら)海外では当たり前っぽく使われていそうな雰囲気ですが、日本でも有名なんでしょうか?

これは、複雑な味のポップコーンの下地となってくれそうな予感。「小袋がいいな」とポチッとしたら3つセットが届きました。一袋800円。原産国はフランスです。

画像2

今回は、サイト内のコメントで「おいしかった!」と書かれていたドリトス風味を試してみました。

画像3

↑パウダー系はこちら

塩、パプリカ、チリ、クミン、ガーリック。オニオンパウダーが売ってなかったので、フライドオニオンをそれぞれティースプーン半分。ニュートリショナルイーストは4杯。

画像4

↑フライドオニオンとニュートリショナルイーストが大粒なので「ガー」します。途中で何度か開けては振って…を繰り返して粉体に近づけました。

↓コーンは北海道のもの。いつも北海道にはお世話なってます。

画像5

↓普段はこの倍で作りますが、今日は試作なので少なめ。大さじ2杯。

画像6

ちなみに、コーンはちゃんとしたものを使いましょう!カビ生えてるのも結構あるようです。

過去に私が食べた中で最も美味しかったのが、どこのメーカーか分からないのですが、とうもろこしそのまま、みたいなコーンでした。

↑こんな感じの見た目です。本当に美味しかった…。

画像7

↑いつもよりかなり少ないからポンポン音と蓋への反発がなさすぎて、物足りない…。

画像8

↑ちょっと焦がしました…。オリーブオイルを「ブワー!」っと。結構なジェット噴射。

画像9

↑木べらで混ぜましたが、張り付き具合が良くないので、オイルを追い噴射。

画像10

↑もどかしくなってきたので、アイラップでシャカシャカ方式に切り替え。

画像11

↑シャカシャカシャカ…

画像12

↑完成!

これは新境地!味と香り、ドリトス!!本家のドリトスと比較すると、舌に当たる面積が違いますし、密度もないから薄味ですが、濃厚なのにしたかったら、オイルもっとかけて真っ赤にしたらいいかもしれません。そのうち濃厚バージョンも作ってみます。

あと他にレシピにあったのが、Taco、ココナッツカレー、シナモンシュガー、ジンジャーブレッド、メキシカンチョコレート。どれも早くやってみたい!

年末年始はおこもりとなることが予想されますので、みなさまも映画観ながらおうちポップコーン、ぜひお試しください。

===
…ちなみにこのレシピサイトに行き着いたきっかけは、Pezioさんのこちらの記事でした。

スナック菓子の中に、キャラメルポップコーンを発見!ポップコーン好きとして、コメント欄でもつい言及してしまいました。今回の作り方とは違いますが、丸いポップコーンも挑戦したいと思っています。Pezioさん、きっかけをくださりありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?