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4Hearts設立当初からの目標に向けた現在地

こんにちは。今回は、サラリーマンプロボノの私(りょう)が、4Heartsの普段の活動を密着レポートします。平日は本業の会社で働く私も同行することができる土曜の活動に密着取材させてもらいました。そして、この密着取材が、4Hearts設立当初からの目標・夢の本格議論につながっていくのです・・

Beyondカンファレンス2024でのプレゼン

梅雨前の気持ちの良い晴れ空が広がる6月1日の土曜日。羽田空港近くのイベント会場で開催されたのは、and Beyondカンパニー主催のBeyondカンファレンス2024です。
第3回ビヨンドカンファレンス「BEYOND CONFERENCE 2024」 | in HANEDA INNOVATION CITY 社会課題解決に挑む個人と企業のための二日間 (andbeyondcompany.com)

このイベント、「社会課題解決に挑む個人と企業のための二日間」というサブタイトルの通り、5月31日午後から1日半にわたり様々なディスカッションセッションやワークショップなどのプログラムが組まれています。4Heartsはイベントの目玉とも言える2日目午後のピッチブレストセッション「誰もが挑戦、誰もが応援。Beyondミーティング!」に参加、プレゼンターとして那須かおりさんが登場です。

当日の会場の様子(プレゼンスタート前)

「同じ瞬間に笑いあえる」コンセプトカフェバー

セッション開始の15時前に会場に到着すると既に多くの方が集まっています。目測で、200人くらいの方がいたでしょうか。なるほど、これだけの人たちが週末の時間を使って社会課題に取り組もうとしているのだなぁと、初めてこうしたイベントに参加した私は驚くとともに、純粋にすごいなぁと感じました。
 
4Heartsは『「同じ瞬間に笑いあえる」コンセプトカフェバーをつくりたい!』というタイトルで、この記事の冒頭に掲載した写真がプレゼン資料の表紙をかざっています。かおりさんがスマートグラスなどのテクノロジーツールを装着した未来感ある仕上がりで、良いですね。

4Hearts設立当初からの目標 キーステーション

茅ヶ崎の手話サークルで、かおりさんとあいかさんが出会ったところから4Heartsは始まりました(この4Hearts誕生に関わるエピソードは別の機会にご紹介します)。その時にお二人が実現したいこととして話していたのが、「誰もが同じ瞬間に笑いあえる」場を作りたい、だったとのこと。

聴覚障害者だけではなく耳が聞こえづらくなった高齢者や日本語での会話が難しい外国人の方などは、仕事や買い物、食卓などでの団らんや職場での懇親など、その場での会話が分からないことで孤独を感じ孤立してしまうのではないか。
そうしたことに対して、テクノロジーを活用して同じ瞬間に笑い合える社会にしたいという思いが詰まった、まさに4Hearts設立の根幹にかかわる4Heartsとしての夢、目指すゴールにあたるプロジェクトです。

4Heartsでは、この場所のことを“キーステーション”と呼んでいます。そのコンセプトは、かおりさんとあいかさんの間で何度も話し合いが行われてきました。また、飲食店営業なども試験的に実施し知見を高めてきました(ちなみに、あいかさんの大豆ミートの担担丼が人気だったらしい、いつか私も食べてみたい)。

「誰もが挑戦、誰もが応援。Beyondミーティング!」でのプレゼン・ブレスト

提供する体験・サービス、来てもらうお客さんに感じとってもらいたいことなどはイメージが湧きつつあり、かおりさんの中にはやりたいこと、アイデアが溢れるくらいに詰まっています。
ただ、具体的な立地や収益化していくためのアイデアは詰めていくのがなかなか難しい・・

そんなわけで、色々な意見をもらいたい!、そして、応援したいという方は是非一緒に取り組む仲間になってほしい!ということで、いよいよプレゼン開始です。プレゼン・ブレストは7グループ別々の場所に分かれて行われ、参加者は興味をもったプレゼンターのところでブレストします。

ブレストの様子(合計2回行われました)

ブレストに参加された皆さんから色々なアイデアが出されました。
カフェでは聞こえない体験を提供するのはどうだろうかとか、何度も通いたくなるカフェの雰囲気はこういうものではないかとか、高齢者の方が集まりやすい場所にするためにはこうしたら良いのではないか などなど。
ブレストに参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

たくさんの意見が出ました!

キーステーションの議論、始まっています

イベント終了後は近くの飲み屋にて3人で打ち上げ。「4Heartsが考えていることを短いプレゼン時間で全て伝えるのは難しいなぁ」、「4Heartsとして、コンセプトや具体的なアイデアももっと練らないといけない」という反省とtodoについて話し合いました。

 現在、私を含めた”片足突っ込んでいるプロボノメンバー”も入って、キーステーションの具体案を議論中です。そもそも”キーステーション”という名称ってコンセプトやイメージ合っているだろうか。まずは4Hearts内の仮プロジェクト名で良いので、名前を考えてみよう等、かなり柔らかい段階からの話し合いになっています。
 
そして!
Beyondカンファレンス2024でブレストに参加してくれた方の中から、仲間入りしてくれる方が来てくれました!実はプロジェクト名をまず決めてみては、というのはこの方から出していただいた意見です。

毎週実施中の打ち合わせ風景です

少しでも興味を持っていただける方は、是非お声がけください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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