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オリジナルデッキ「毒殺ヒロイック」の軌跡#2 (終)
こんにちは、ちょぼ裂きです。今回はオリジナルデッキ「毒殺ヒロイック」を強化してみて結果と、何故毒殺ヒロイックをこれ以上強化しないのかを書こうと思います。
→デッキ概略 https://note.com/chobosaki/n/n452c38c6262f
前回からの強化点
「離反ダニ、スクレルブ」の追加
このクリーチャーを入れる事により序盤の除去を避け、最低限布告にも耐えられると言うプランです。私は入れるまで分かっていませんでしたが実はスクレルブによって呪禁を付与したクリーチャーは毒性1も持つ為、最後の一押しにも使える事が分かり、このデッキにとって最高の一枚でした。
「魂の仕切り」の追加
プレインズウォーカーを出されただけで負け確定な盤面が出来てしまうなど、パーマネントへの広い対処法が必要と思ったので採用しました。元々かなり早いゲームを目指す為、多くマナを払えば再度唱えられる点もあまり気になりません。
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「とんずら」「呪文貫き」のメイン採用
「とんずら」は「シェアルドレッドの勅令」が私の予想以上に多く採用されていたので、思いの外呪禁では対応しきれないの事が少なくなかった為、フェイズアウトによる除去の回避をする為です。
「呪文貫き」はテンポ良く相手の除去や「絶望将来」などの強力なスペルをカウンターする為に入れました。そのかわり、毒殺プランをかなり強化してくれていたものの、上振れ札感が否めない「有貌体の向上」はこの2枚と入れ替わる形で抜きました。
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実際の使用感
途中で勝ち負けの集計をやっていなかったので正確な勝率は出ませんが、まあ体感60%くらいの勝率ですかね?スクレルブのカードパワーがかなり高く、序盤に出せると非常に安定したゲームができるようになります。特にこのデッキは一回殴れるとグッと勝つ確率が上がる所や、スクレルブの効果を無駄なく使い切れるのが美しいポイントです。
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また、前回の試行ではイマイチ活躍してなかったアイビーも2/1飛行というスタッツやコピー能力もしっかり期待通りに強く、少し押し切れない盤面を突破してくれるクリーチャーとして活躍できました。
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しかしながら、今回の検証ではアグロデッキに当たる事が複数回あり、このデッキは少数のクリーチャーを育てるゲームを取るため、数とスピードで押し切る純正アグロには弱い事が難点だと気付かされました。
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このデッキに見切りをつけた理由。
「見切り」というととても冷ややかに聞こえますが、要は私はこのデッキがあんまり好きじゃなくて、改善案もそこまでないから改良をしないという話です。
自分は駆け引きが好きなタイプで、あんまり一方的だったりこれが通れば勝ちを押し付け続ける様な「激し過ぎる」試合が好きではないのですが、このデッキは1ターン、ワンアクションに対する価値が重過ぎて勝っても負けても試合が決まるのが早すぎる、一方的すぎるという所が気に食わなくなりました。
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それに毒性というデッキはこれから強化される事はおそらくほぼなく、あったとしてもストーリー的に考えて最後にファイレクシアが登場する次のセットでしか期待ができない為に強化案も練りづらくて、このデッキに興味がなくなってしまいました。
新たなデッキを見出す
ただし、毒殺という魅力は中々なもので、このデッキの知見を活かした新たなデッキを組もうという気力は出てきました。
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特にファストランド+ダメージランドを使えば弧三色のデッキは安定して序盤に3色アンタップインで展開できる事が分かったのは大きく、弧三色のアグロデッキに興味が湧いてきました。バントカラーも良いですがジャンド、ナヤ辺りはローテーション落ちの後にかなり栄えそうなのでそこも期待ですね。
また、あまり関係はないですが海外では似たようなコンセプトのデッキをナヤカラーで組み私大会で活躍できたという情報が出た時には嬉しかったです。最初の記事では「ナヤカラーの毒殺ヒロイックの方が大会では活躍しそう」と予想していたのが当たっていたのはちょっとした自慢に出来そうです。
次の記事は「機械兵団の進軍のストーリーまとめ、解説」か「新環境予想反省会」のどちらかだと思います。それでは!
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