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遂に推しが来日公演をした話とそれに伴うオタ活奮闘記③

黄鲲がライブ前々日の夜に日本に到着し、スキップしながら電車に乗り込んだ話を聞いて無事に推しが日本上陸を果たした事に少し安堵し、ライブ当日を迎えた。(INTO1といい、なんで皆電車移動なの?)

連日の寝不足と上手く行くかの不安と推しが来日するのとで感情ぐちゃぐちゃのまま当日になったわけですが、ここまで来たらもうやるしかない…
ライブ当日のミッションは14時にケーキをピックアップ(私)、サイリウム購入(luluさん)、スローガンとサイリウムの配布。ライブ中のタイミング合図、アルバムを渡す、なんとしてもこれらを成功させねばならない!成功させるぞ、おー!

ただ、生誕企画をやってるものの私はただのオタク、推しのライブは勿論最前で見たいので寝不足ながら朝10時に現場の新宿に向かう。
事前に連絡を取り合っていたワンピクさん達と合流してわちゃわちゃ話しながら暫く並ぶ。途中交代でお昼に行って私はそのタイミングでケーキをピックアップしに表参道へ。
その途中yuyuから「黄鲲の入りは15時だって」と連絡が入る。ケーキを受取りタクシーに乗り込んだのが14:20。ヤバイもしかすると入り時間に間に合わない…。
「運転手さんお願いします!なるべく急いでください!」黄鲲の入りに間に合わないかも…そんなのヤダヤダヤダ!!めちゃくちゃ焦る気持ちとは裏腹に表参道は渋滞…。
「あとどのくらいかかりそうですか?」切羽詰まった私の声に「表参道抜ければすぐなので頑張りますね」と運転手さん優しかった。
その間もブツブツ「間に合わなかったらどうしよう、会えないなんて嫌だ…」とあたかも海外に行ってしまう恋人の見送りに間に合わないかのような悲壮な声を出す私。(運転手さんごめんなさい)
結局無事15時前に現場に戻ってこれて一安心、運転手さん本当にありがとうございました。

ソワソワして待つこと数十分、少し離れた建物の角から黄鲲のバンドメンバー阿怪が歩いて来るのが見えた「きた!」と声を出すと皆がえ?どこどこ?となる。
阿怪の影に隠れるように重なって歩いてる黄鲲が見えて一斉にざわつく。(と言っても10人しかオタク居なかったけど)
黄鲲はマスクを付けて頭に熊耳がついた帽子を被って、洋服は青年π计划に出た時に着ていた水色のニットポンチョみたいなのを着ている。
ひと目見て皆が「かわいいぃぃぃ」と小さな悲鳴を上げる。

熊耳帽子の28歳

初めて見る黄鲲の可愛さの暴力に打ちのめされるオタクたち。マスターさんが「顔よく見えないから前髪分けて」と言って隠れていたお目目が現れた時には可愛すぎて死ぬかと思った。
「ウェルカム・トゥ・ジャパン」とオタクが言うと「ありがとうございます」と日本語で挨拶してくれた。ひゃーっと悲鳴が上がって皆がメロメロになっている間に「後でね」と会場に入って行った。
これがよく動画で見る入待ちか!!と自分が念願の入待ちが出来た事に感動した。(広州では突然の登場で実感なかった)

その後スタッフさんが来てここには並べないからまた18時頃に来てと言うので、整理番号配布を提案して一端解散、私は音符さん達と近くでドーナツを食べて待つことに。

誰でも偽造出来る整理券

時間になり会場に戻り、並んでる方々にスローガンを配る。VIPの前の方の番号の人達には片側スローガンもプラスで配る。

そして、いよいよ会場に入り、1列目にスタンバイできた。
柵も何にもなくてステージの高さも30cm程度しかない、ち、近い…広州なんて比べ物にならない近さだ…。私今日死ぬかもしれない。墓掘らないと…。
気づいたら前列2列目くらいまでの人は皆知ってる顔で、緊張がちょっとだけ和らいで少しホッとした。

luluさんがサイリウムを配ったり動いてくれてる間私は頭パンクしそうで「生誕キチンとやらなきゃ」と推しがこの距離で歌うという事実に感情がぐちゃぐちゃになるのだった…。

次はいよいよライブ開始→


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