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中華オタクが初めての中国で念願の推し活してきた話②

2日目黄鲲ライブ当日
9時に待ち合わせて朝ご飯に行こうとしたところ、既にライブハウスに10人くらい並んでるという情報を聞きつけ朝ご飯取り止めて直接ライブハウスにタクシーで向かう。

MAO LIVEHOUSE

会場に着くと薄暗い電気がチカチカするビルの階段に各々シートや椅子を広げて座り込んでいる人達が10人ほどいた。一番前の人達は並び代行で5時から並んでいたんだそう。黄鲲すごいじゃん…。こんなに気合入ったファンがいるなんて正直思ってなくてお昼食べてから行けば1列目余裕で行けるだろ〜って思ってたよ。
とりあえず朝ご飯は諦めて3階にあるライブハウスの入口から続く列に並ぶ。
広州のこの日の気温は30℃くらい、外は雨で湿気も100%、座ってるだけで汗が垂れるし体力削られる。ここから開場時間の19時半まで、10時間半の戦いが始まった。
luluさんが朝買ってきてくれたミルクティーと肉髭パンが美味しすぎて泣けたよ。

前後に並んでいた人懐こいファンの子たちが「日本から来たの?」「日本のどこからきましたか?」と翻訳機使ったりして話しかけてくれた。我々も、日本のお菓子貰ってくれるかなぁ?っと不安になりながら我が国が誇る安心と信頼のブルボンのお菓子を配る。皆「可愛い!」って言いながら喜んでくれた。

何時間か並び、私の目下の悩みトイレ問題にぶち当たる。トイレに行きたい…(ライブハウスのトイレ…日本でもきれいではない事が多いわけで…)不安を抱えながら向かう。
一階下にトイレがあって、入った瞬間目の前にまさかのピッカピカの伊勢丹レベルのトイレが!しかもいい匂いもする。ライブハウスのトイレが伊勢丹レベルなんて奇跡が起こるとは!日本でもこんな事ないよ!
今日の勝利を完全に確信した瞬間だった。バンザイ。

伊勢丹トイレ

伊勢丹トイレにいつでもありつける事に安心し、早速クソ暑い階段に冷たい飲み物を外売(デリバリー)しまくってやったぜ!

パッションフルーツスムージー
鴨糞香檸檬茶

お昼頃になり皆が席を離れて出かけて行くので、我らも前後の子達にお願いして外にお昼ご飯を食べに行くことに。
麺料理とご飯にお肉乗ってるやつ。全部美味しかった。レバーも臭みがなくて最高だったなぁ。

丽的面家

お昼から戻り2~3時間まったりしてると先ほどまでジャージにすっぴんだった女の子達が見違えるほど綺麗に変身して戻ってきた。ワンホンメイク、恐るべし中国女子!
そんなこんなしてると下の階の方がザワザワしだす、何だろうと思っているとなんと黄鲲御本人ご登場。
ギターを背負ってスーツケースをうんしょうんしょと持ち上げながら階段を登ってくる。
エレベーターがあるのにファンが並んでいる階段をわざわざ登ってきてくれた。
まさかの遭遇でポカンとしてしまって全然撮影出来なかった。
初めて生で観た黄鲲は髪の毛薄ピンクでフワフワで
上下ダボっとしたセットアップ。(パジャマ…と思ったのはナイショ)
ライブハウスに入る前に振り返って手を振ってくれました。
あんな大きなスーツケース抱えて階段を登ってきてファンに挨拶してくれるなんて天使かよ!見た目もまさに天使で星の王子様でファンタジーだったわ。

そこから少し経ってスタッフさんに整列させられ、腕にリストバンドを付けてもらう。
同じ頃、ファンの子達が沢山お手製グッズを配りはじめる。これが順番にハイって配るんではなく、持ってきた人の所にワッサーと人が群がって貰って行く感じ。
TVでたまに見るスーパーのタイムセールのおば様方の映像を思い浮かべて貰えれば分かるかと。
中国姐達が優しくて、圧倒されてる私達の分まで貰ってきてくれた。マジで中国姐姐優しい…。
そんなこんなしてるうちに遂に開場です!
入り口に紙袋に入ったでツアーグッズ(お土産)が置いてあってそれを受け取ってからホールの中へ。皆走る!前の子は急ぎすぎてスッテンコロリンしてた。
場所は無事1列目中央寄りの左側を確保。私の目の前はスピーカーだったのでステージとの間に隙間は全くない感じ。ステージ近すぎる…。
これ、ここのスピーカーに足とかかけるんじゃね!?と一人で最高のポジジョニングに興奮しまくる。

ステージと自分との間に隙間ナシ!
さあライブが始まるよー


長くなったので③に続きます➔

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