遂に推しが来日公演をした話とそれに伴うオタ活奮闘記⑤

2023年12月13日 20:38

ライブ本編が無事終了し、次はサイン会が開始。

フロアの後ろの方にテーブルと椅子がちょこんと用意されてそこに黄鲲が登場。
隣にマネージャーさんと通訳スタッフさん、カメラマンさんが一緒にスタンバイ。
スタッフさんが整理番号順に並んでくださいとアナウンスしたので、学生さんや終電が早い人から優先的に並んで欲しい旨伝えて、そうアナウンスしてもらう。

並んでる皆さんドキドキしてるんだろうなぁ。
黄鲲は終始ほんわか天使の笑顔で対応している。
やっぱりアイドル現場と違ってシンガーソングライターだからかスタッフさんもゆるゆるな感じなのが良い、話してる途中で剥されたりしない。
サイン会では名前と指定した好きな言葉を書いてくれて、ツーショット写真も好きなポーズで撮ってくれる。オトク過ぎるんだよなこのVIP。優先入場、お土産の手帳とピンバッジ、紙チケット、トレカ3枚付いて7500円は破格じゃない？

東京じゃなくて広州で貰ったお土産、
人気アイドルだったらこれだけで7500円取られそう

ゆるゆるなので、ファン同士お互いの動画を近くで撮り合っていて、そういう事が出来るのありがたいよね。スタッフさんたち皆穏やかで優しくて好き。

お客さんほぼ全員がサインを終えて会場から捌けて数人だけが残ってる状態でわたしたち3人の番がきた。
時刻は既に24時をまわっている。
こんな時間だし、当然スタッフさんたちもお疲れでマネージャーさんは既に別の場所に行ってしまって、通訳さんも抜けている。どゆこと！？目の前のカメラマンさんと黄鲲のみですけど…。私達の扱い雑すぎない？w
あなた達ネイティブな友達いるからその友達に通訳してもらってね状態である。
サイン会の順番はluluさん、yuyu、私の順。
まずluluさんが黄鲲の前に座って「私と彼女たち広州にも行った」と言ったとこでかぶせ気味に我记得(覚えてるよ)と言われてる。
私＋yuyu「!!!!」涙目…。
黄鲲こっち見てニコニコしてくれる。
え、え、覚えててくれたの〜？？嘘でしょ。(でも、リップサービスかもしれないと少し疑心暗鬼)
luluさんの会話が終了して次はyuyuの番、
yuyuが黄鲲の前に座った途端黄鲲が「広州」と言ってくれる。
yuyu「覚えてるの？ほんとに？」
鲲「うん、覚えてるよ」
鲲「你们俩一起来的」と私を見て言ってくれる黄鲲。マジで泣き崩れそうだった。
鲲「僕がここにいて、この辺に3人で並んでみてたよね」と手でぽんぽんぽんとジェスチャーをする。これリップサービスじゃなくてマジで覚えてるやつだ……。
(ここで通訳してくれるluluさんいない事に気がついてluluさん呼び戻す。luluさんは通訳さんの席に着席w ゆるw)

あなたは神に遣わされた本物の天使なんじゃないの？普通ファンがどこで見てたかなんて覚えてないだろ、記憶力凄すぎん？仕事できすぎん？泣く…。ほんとオタクの気持ち組んでくれすぎる…。

そして遂に私の番が来てしまう。(と言っても既に会話に参加してたけど)
覚えてる？って聞こうと思ってたけど流石に覚えてるの分かったので話すことがなくなってしまった…。
とりあえず、手紙やプレゼントを渡す。
そして最後に例のアルバムを出すとそれを見て、わぁって顔をする。luluさんが皆からメッセージを集めたアルバムを彼女が作ったよって説明してくれる。

今までずっとニコニコしてた黄鲲が本のページをめくると、すっと真面目な顔になってじっとアルバムを見てくれる。
完全に見入って3~4ページ開いたところでサイン会中だった事を思い出したのかハッとした表情をして、顔を上げてアルバムを胸に抱いて「謝謝〜我很感动」と言ってくれた。黄鲲が本当に感動してる顔をしてるのが見て取れて私も泣くかと思った。(いい加減泣きそうじゃなくて泣け)

広州のライブで初めて貴方の歌を聴いた時も凄く感動したけど、今日は日本で見れた事が本当に嬉しい。といった内容の事を話して、彼も日本でずっとやりたかったから嬉しい、来年はもっと色んなとこに行くつもりだから是非来てねって話をしてくれる。
色々話した気がするけど、省略。
流石に前回みたいに緊張はしなくなったけど、話すこと全然考えてなくて、ただニコニコして見つめ合う謎の時間が出来てしまった…。(私の気の利かなさが本当にヤバイ)
広州の時は何となく距離を感じたし、アーティストさんと話してるって感じだったのだけど、今回は気のせいか凄く距離が近く感じた。(スタッフさん近くに居ないしな)心を許してくれてるというかなんというか…友達と話してるみたいな…。(オタク調子に乗りすぎだ、いい加減にしろ)

写真のポーズは前回頭の上に触れない程度に手を置いてもらうようなポーズを指定して微妙な感じだったんだけど、(座って撮った)
今回は身長差知りたかったので立って撮って欲しいとお願いして撮ってもらった。
なんか今回は気配が近いなと思いつつ写真を取り終えて最後に「ありがとう、またね」と日本語で言ったら「またね」と返してくてた。バイバイした手にハイタッチしてくれて、ホクホク立ち去ろうとしたら「じゃーね」とまた言ってくれて「じゃーね」と手を振ると暫く手を振って見送ってくれた。
ステージ間近で見すぎて感覚がバグったせいか前回のような緊張する場面はなくて凄く心穏やかにお話出来たな。もう完全に友達じゃん！好朋友じゃん！(いい加減にしろ)

そして皆さんお気づきだろうか…

クンクンたら衣装にケーキ付けちゃってんじゃん！！
あのケーキ色ついてたから衣装汚しちゃったよね、ごめんなさい。
でもステージでは付いてなかったから裏で食べてくれたって事だよね。そんで落としちゃったって事だよね。えー、可愛すぎる〜。(お前の考えたケーキのせいでクンクンの衣裳(私服)汚れちゃったじゃないかよ)

ちなみにメッセージは前回手帳に書いてもらったので、今回はアルバムに書いてもらいました。
落ち込んだ時に見たら元気が出る言葉を書いてってお願いしたら凄く素敵な言葉をくれた。あ〜、もう一生推す。

サイン会終わってすぐに黄鲲が出てきそうだったので外で10分くらい待ってると、ギターを背負った黄鲲とスタッフさんマスターさん達が出てきた。
暫くよく分からんポーズでマスターさん達と写真撮影して、それが終わるとこっちを向いてくれた。
お疲れ様って私達が言うと「ありがとうございます、バイバイ、じゃ～ね！」と腕をぐるぐる回してバイバイしてくれて、とんでもなく可愛いかった。
タクシーに乗り込んでからもずっと後ろを振り向いて見えなくなるまで手を振ってくれていたよ。