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3:電力会社の選び方(我が家の場合)

現在はパルシステムでんきの【発電産地応援プラン】

我が家は2016年の電気の小売自由化をきっかけに、「パルシステムでんき」を利用してます。
東京電力の規制料金プランである「従量電灯B」プランと同じ料金体系で始まった「発電産地応援プラン」です。
電源構成(どういう形で発電された電気を調達しているか)で再エネに力を入れているので選びました。
東電の「従量電灯B」と違うのは、自由料金プランなので価格の上限に規制はありません。

現在の電気料金

2022年12月使用量(1月請求分) 220kwh
請求金額 8,318円
【内訳】
基本料金:15アンペア契約 429円(発電産地応援金100円含)
第一段階料金 0~120kwhまで19.88円/kwh×120=2,385.60円
第二段階料金 121kwh~220kwhまで26.48円/kwh×100=2,648円
燃料費調整額 5.13円/kwh×220=1,128.6円
再エネ発電賦課金等 3.45円/×220=759円
以上までは東電の従量電灯Bプランと同じです。
それにプラスして2022年7月から
電力調達調整額が追加 使用量×4.4円が加算
されます。
220×4.4=968円
なので、東電の従量電灯Bと比べて約1,000円弱高い支払いになります。
下にプランの情報画像貼っておきます。
※2月からパルシステムでんきでは、電力調達調整額に加え、
燃料費調整を撤廃して、独自の「市場価格調整」を採用。
また、政府が電力市場高騰による電気料金値上げに対応すべく2023年1月使用分から燃料費調整額等から7円/kwhを値引きする特例許可があります。
いわゆる「激変緩和対策」

パルシステムでんきサイトより
注:上記に2022年7月から「電力調達調整額」が追加された
パルシステムでんきより

「どういうエネルギー社会を目指すか?」に一票の気持ち

我が家は規制料金より1,000円程高いプランなのですが、価格据え置きの東京電力の規制プランに戻ろうとは思いません。
それは、安ければ良いだけの問題ではないからです。
我が家は埼玉のけっこうな郊外に住んでます。
小さいけれど畑も借りて、季節の野菜を植え、
保育園児の子ども達はまさに、山を登り野を駆け巡りの田舎っ子。
散歩しながら、野イチゴや桑の実を食べたり、この地域で子育て出来て本当によかったな~と思っていた矢先に、3・11の地震による東京電力福島原子力発電所の事故が起こり、埼玉も放射能汚染のため農作物や山の恵みに大打撃を受けました。
暮らしの中で当たり前に使っている電気、今までその出所を考えたこともなかったけど、同じ思いをしないために
持続可能なエネルギー社会を目指そうと頑張っている電力会社」を
応援したい
と思っています。
当時、月の使用料金が120~200kwh程度の暮らしだったので、電気代は3,000円~5,000円台、3割位の上乗せまでは許容して受け入れようと思っています。

持続可能な電力会社を選べる「パワーシフト」

Foe JapanというNGO団体のサイトです。
その中で、環境を意識した電力プランを選びたい方に向けて
持続可能な電力会社を紹介されています。

パワーシフト・キャンペーンが重視する点

1.「持続可能な再エネ社会への転換」という理念がある
2. 電源構成などの情報開示をしている
3. 再生可能エネルギーを中心として電源調達する
4. 調達する再生可能エネルギーは持続可能性のあるものであること
5. 地域や市民によるエネルギーを重視している
6. 原子力発電や石炭火力発電は使わない
7. 大手電力会社の子会社などではないこと

↑なるほどな~、いろんな視点があるものだな、と思いました。


2023年夏ごろからの電力料金事情

電力市場の値上がりで、東電などの大手電力会社も
規制料金の値上げ申請を出してます。
このまま通れば、6月頃から東京電力の従量電灯Bは3割ほどの値上げです。
電力の専門家も、その頃が電力会社選びの見極め時と話していました。
「電気料金の安さ」だけに視点を置くと、そうなると思います。
でもここで、軸を料金の安さだけに置かず
「将来、どういうエネルギーを使って暮らしたいか?」に気持ちをシフトしてみると、またちょっと違った見え方があるかもしれません。

次回は、そんな思いを共有していただける方向けに!
「電気代を落とすためにまずすること!」を紹介します。
・プロにお願い系
・DIY得意系
・小さなことからコツコツ型
などなど。

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