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【捨てる、減らす、持ち続けるコスト】day152

1つ勉強になったことがありました。

賞味期限切れの油を見つけました。
どう捨てたら良いか「廃油 捨てる」を
ネット検索で調べました。

量が少なかったら、油を吸う布や新聞紙、
キッチンペーパーなどで拭き取って
燃えるゴミで捨てます。

ボトル1本の場合、どうしたらいいかなぁと
思いました。

燃えるゴミでもいいそうですが途中で
油漏れして、ゴミ置き場を汚したり、
収集員の方の足にかかったりしては大変です。

したがって、どうするかというと、
写真のように牛乳パックを使うと良いようです。
牛乳パックにボロ布や新聞紙などを敷き詰め、
気化熱による万が一の発火を防ぐために
水を少し入れておく。そしてそこに、
油を注いでる吸わせてガムテープでしっかりと留める。そしてビニール袋に入れて燃えるゴミへ。
この廃棄方法を採用しました。

ここから得られる学びは、油1本でも
捨てるのにこれだけ時間や認知コストが
かかるということです。

私たちは何かものを手に入れる時、
その物を手に入れることによってどういう
未来が手に入るか、そのものを使うときの
ことまでは考えて手に入れたり、購買活動を
します。

スーパーでの食料品の買い物を振り返っても、
その食べ物を調理し、食べるところまでを
想像して購入します。
それを美味しく頂くことが前提として
ありますので、捨てるところまでというのは
あまり考えずに購入します。

食べ物であれば口から体内に取り込んで 体内に取り込んで多肉とし、エネルギーとして
変換され、不要なものは排出されます。

本であればどうでしょうか。
読んだことで思考や行動が変わる、
食べ物でいうと血肉となり、エネルギーとなる
プロセスを経るのは同じですが、紙の本であれば
読み終えても原型を留めたまま残ります。

電子書籍ならある程度スペースを気にしなくても
良いですが、電子データでも容量があります。
物であればなおさらです。持ち続けるには
スペースが必要です。

使っても形として残るものについては、
どこかの時点で、捨てる、減らす、持ち続けるこのいずれかの判断が必要です。
手に入れたときに対価を払って購入したように
捨てる、減らす過程でも、時間や認知コスト、
費用などが発生します。
何も持っていなければそのコストは発生しませんが、何かを持っていると発生します。

持ち続けることで発生するコストの典型は
家や車でしょうか。

家や車のような大物は手放せないことが
多いですが、その他はできるだけ持ち続ける
コストというのは減らす、見直す方が
良いと思います。

捨てる、減らす、持ち続ける、
少し時間がかかっていますが、
このプロセスをしっかりと経て、
持ち続けるものにはコストを払って
次のステージに進みたいと思います。

物を手に入れる時に、使うところまで考える。
基本はそれでいいと思いますが、それを
使って、用が済んだら、適切に行き場を
決めるところまで取り組んでこそ、
物を大切にしていると言えるんだと思います。

続けて片付けて行きます。

片付けと戦うための足腰や精神を鍛えるため、
夜は久しぶりのキックボクシングに行って
来ました。
昨年はほとんど来れませんでしたが、
病棟の医事を担当していた時から来れる
時に時々来ていた富山武道館。
気軽に行けるのも日程的に昨晩が最後でしょう。
年に1回くらいはまた来れたら良いなぁ。

せっかく運動の継続で付けたスタミナを
大切に、形や場所が変わっても、
運動は生涯続けて行きます。
運動習慣は捨てず減らさず持ち続けたいです。
良き習慣は大きなコストをかけずに
持ち続けられますね。

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