見出し画像

子育て応援~完璧じゃなくても大丈夫!

こんにちは!
Cho-bitです。

私は、これまでたくさんの親御さんと、育児のあれこれについてお話してきました。

皆さん、本当にがんばってます。
一生懸命やってるし、一生懸命悩んでるし、一生懸命考えています。
育児という、明確な答えも正解も、ゴールすら見えない営みを前に、
悩む気持ち、本当によく分かります。

たくさんの悩みの中で、「完璧」というワードや意識によく出会います。

「私、完璧主義なんです」
「ちゃんとやらなきゃ」「ちゃんとできてない」
「もっとやってあげられるはずなのに」

などなど・・・。

分かりますよ。すごく分かる。
そして、偉い!と思う。頑張ってるね!と思う。

完璧にやりたい気持ち、全然悪くないよ。
その上で、完璧ってなんだろう?って考えてみたい。
そして、「完璧」も「完璧でない」も受け入れて欲しいのです。

お部屋がきれいに片付いていて、
立派なご飯が出てきて、
こぼさずにきれいに食べて、
お風呂に入ってたくさんお話して、遊んで、
時間になったらお布団に入って、
読み聞かせして、寝かせて、
明日の準備をして、残った家事をする。

この生活、毎日できたら気持ちがいいですよね。
でも、子どものコンディションも、親御さんの状態も、仕事の事情も、
毎日違います。

何かか滞れば、たちまちうまく行かないのが育児です。
一つうまく行かなければ、疲れもたまります。

完璧を求めるあまり、イライラもするかも知れない。
何なら、寝不足でめまいすらするかも知れない。
その状態、「完璧」かな?

育児における「完璧」って、
うまく行かない時に、何かを省いたり、手を抜いたり、頼ったり、
「まっ、いいか」と思ったりすることを含めて「完璧」だと思うのです。

育児をしながら、自分の中にそういう柔軟さを育てることも、大事なミッションだと思うのです。

そしてね、子どもの視点から考えても、
いつもいつも、チリ一つ落ちてない環境で、食べやすい食事を用意してもらい、一瞬たりともイラっとしない親御さんに育てられることがいいとも思えないのです。

そういう完璧な環境が幸せなこともよーーーく分かるけれど。
ね。
あまりにも完璧な環境だとね、子どもの中に柔軟さが育たないと思うのです。

「今日はお風呂無理だ!一日くらいいっか」
「公園に寄って帰りが遅くなっちゃった!今日はおにぎりだけね」
「寝る時間遅くなっちゃったけど、一緒に寝るからいっか」
「怒っちゃって、ごめんね」
「待っててくれて、ありがとう!」

そうやって、たまには「まっ、いっか」と自分を許してあげる親御さんを見て、
子どもも、自分や周りの人や状況を柔軟に受け入れることを覚えていくのです。

だからね、安心してください。
堂々と手を抜き、誰かを頼り、ジタバタしてください。

それが、大事!

伝わるといいな。
応援しています!!





いいなと思ったら応援しよう!