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麒麟旅001-1(2021.11.23 坂本城)

※ これは過去の旅の備忘録です
※ 現在とは異なる情報もあるかもしれません
※ 単純に「行く」ことに重きを置いているので見落としてしまう場所もたくさんあります…
※ 2023.09.24 一部修正

2021.11.23 初めての麒麟旅へ行きました。
きっかけは「27年ぶりに坂本城の石垣現る」のニュースでした(後から知ったことですが石垣は時折りちょこっと姿を現すそうです)。

2020年大河ドラマ「麒麟がくる」で生まれて初めてロスや沼というものを経験し、本放送終了後9ヶ月経っても心がグラグラしていたところに、昔からの私の1番の刺激「こんなチャンスは二度と無いかもしれない」が後押し。これは行かねばなるまい!と思い立ち、急きょ始発新幹線で初めての滋賀へ。前調べほぼ無しの日帰り公共交通機関の旅でした。

唐崎駅で降り、まずは坂本城址公園へ。マップを頼りに朝の静かな住宅街を歩き、30分程度で到着しました。慣れたらもっと早く着くと思います。

坂本城址公園手前から見た琵琶湖

初めて見た琵琶湖は、秋晴れの青空の中、キラキラと輝いていました。そしてなんといっても広い!十兵衛が初めての旅で「広いのう」と目を輝かせていたのがよくわかりました。

坂本城址公園(右下の注意書きは守ってください)

坂本城址公園に入りすぐに可愛い明智光秀像を発見

可愛い明智光秀像

近くの掲示板に情報がたくさんありました。でもこの時は急いでいたのでとりあえず撮影のみ。後に、この場でしっかり読んでおけば良かったと後悔しました。

更に付近の案内板には「坂本城を考える会」の方が作成された『明智光秀を歩く』が設置してありました。当初は坂本城の石垣→西教寺→比叡山のおおまかなプランでしたが、これを拝見した途端、西教寺までの間に寄れるところは寄る、ここまで来たならやるしかなかろう!的に一人燃え始めました。

矢印の『明智光秀を歩く』をいただきました
折りたたんで持ち歩いたのでシワシワ…

そしてまずは坂本城の石垣へ。坂本城址公園入口の足元にあった注意書きに従って進みました(その他のルートは絶対にダメです)。

マナーを守ろう

朝早い時間かつ石垣までの距離はほんの僅かでしたが、何人かの方とすれ違いました。いずれも地元の方のご迷惑にならないよう、静かに進んでおられました。

立て札のとおりに進んでいくと目の前に琵琶湖が見えたので、その先かと思いきや…左側でした。でも左に曲がると草むらで先が見えない。苦手な虫もたくさん飛んでいる。だが行くしかない!

1→2の順に進みます

気合いを入れて一気に進み、草むらを抜けると、すぐそこに石垣がありました(気合いを入れるほどの距離では無かった…)。

坂本城の石垣!
ロープの向こうは立ち入り禁止です
ロープの手前から撮影
石垣に触ったらダメ!
ロープの手前から琵琶湖に向かって撮影

石垣と輝く水面を見ると思い出します

坂本城の天守 十兵衛と煕子様 流れる『普賢』
湖の上で子供達に古き歌を教える 語る十兵衛
月は舟…   桂男の歌を二人で口ずさみ

本当に美しい場面 美しい二人でした
でもその後の 京と美濃のどちらに… からは
辛くなっていきますが…

ずっとここにいたい… でも時間が無い!
石垣にお別れをし、ここからは『明智光秀を歩く』を頼りに徘徊開始。うろうろしていると道路の桔梗紋がありました。

道路の桔梗紋

そして明智塚
明智塚はご迷惑にならないよう遠くから撮影…

明智塚

続いて東南寺と坂本城址の石碑

東南寺
坂本城の跡地にある石碑

続いて両社神社と酒井神社の間を通り、光秀ゆかりの陣太鼓という言葉に誘われ盛安寺へ。でも恥ずかしくて中に入れず…。

陣太鼓がある盛安寺

「歴史の地 誇れるこの町 坂本なり」

付近に中学生の標語を見つけ感動しました。
とても素敵な標語でした。

ここから当初の2番目の予定地、西教寺へ。
麒麟旅002(西教寺①)に続きます。

※ 聖衆来迎寺や宇佐山城等はこの時の徒歩ルートに入れられず。今後に持ち越しです。