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麒麟旅003(2023.01.08 福知山城、明智藪、御霊神社、亀山城付近、本能寺跡)

※ これは過去の旅の備忘録です
※ 現在とは異なる情報もあるかもしれません
※ この記事は長くなります
※ 単純に「行く」ことに重きを置いているので見落としてしまう場所もたくさんあります…

3回目の麒麟旅です。
今回も日帰り公共交通機関の旅です。
当初の予定は、福知山城→福知山の明智藪→御霊神社→亀山城でしたが、時間ミスで亀山城は中断し、急きょ本能寺跡に変更しました。

今回も始発の新幹線で出発。新大阪駅から特急「こうのとり」に乗り換え、まずは福知山へ。特急に指定席券が必要とは知らず、アナウンスで気づき慌てましたが、急いで券売機で購入し無事乗ることができました。

特急こうのとり(新大阪駅)

明智光秀ラッピングのこうのとりも乗りたかった。

この時は新大阪駅から福知山駅まで1時間43分。時間はかかったけれど、麒麟サントラとともに丹波の景色を眺めながら向かいました。普段の忙しない通勤ラッシュとは異なり、のんびりと景色を眺めながらの電車の旅はとても贅沢な時間でした。

途中の景色 霧が幻想的
眼下に川も見えました

途中、霧深いところや河川も。このような景色は光秀さんもきっと見たんだろうな。

でも、後に知った丹波の金山城や黒井城をこの時は意識せず…。電車から見えたかもしれないのに。特に黒井城は絶対見えたのに。勿体無いことをしました。

そして福知山城が!

電車から見える福知山城(席は右側)

電車の進行方向に向かって右側に座れば電車の中から福知山城が見えると伺ったので、席を右側にしました。おかげではっきりと見えました。教えていただきありがとうございます!

福知山駅到着

ホームの看板

ホームでさっそく感動!
「きっとあなたも好きになる
  明智光秀が築いた城下町 福知山」
来る前から好きでしたが、もっと好きになりました。

ちなみにこの記事を書きながら(2023.10)ふと思ったのですが、「いがいと!福知山」のファンクラブ会員カードをどこかで使えたのかも。次回活用させていただきます。

「いがいと!福知山」ファンクラブ
オリジナル会員カード(デザインは複数あり)

福知山駅からは、福知山城→明智藪→御霊神社の順にまわりました。

駅北口から福知山城まで徒歩で20分程、すぐに到着!…のはずでしたが、実は前日の夜に左足首以下を捻挫してしまったので倍はかかりました…。でもゆっくり歩いたおかげか、駅北口を出てすぐ東の「ききょう通り」で歩道の桔梗を見つけたり、「お城通り」の表示の桔梗を見つけたり、途中でビル屋上の桔梗を見つけたり…良いこともありました。

表示(上)、歩道(下左と真ん中)、屋上(下右)

福知山城は駅北口を出て東方にすぐ見えました。

お城通りから見える福知山城
市役所駐車場東側に設置の説明板
「内榎原門跡」「福知山城下町今昔地図」

福知山城手前の市役所駐車場にはたくさんの幟旗!

市役所駐車場の幟旗(福知山城方向から撮影)

そして福知山城の入口に到着
青空とお城と水色桔梗の幟旗
爽やかでとても美しい…!

上り口の坂
上から見た坂
坂の途中にあるこちら側から天守閣に向かいました
(入口は他にもあります)
綺麗な石垣

石垣の麓に「石垣にのぼらないでください」との表示がありました。登ったらダメ。危ないですし、何より福知山城を大切にしていただきたい…。

天守閣付近にある説明板「福知山城」

天守閣入口の反対側に行くと、天守閣が綺麗に撮影できます。

福知山城天守閣(天守閣入口は反対側)
石垣が真ん中の斜め線で分かれています
右側が明智光秀公の時代とのこと
野面積の石垣と転用石
転用石は五輪塔や宝篋印塔などの石造物
銅門番所(天守閣のすぐ目の前)
もともとは二ノ丸の登城口にあったとのこと
「銅門番所」の説明

この銅門番所の左側に、発掘された転用石が並べてあったそうですが、なんと見逃してしまいました。我ながら何故…泣

説明板「福知山城」と明智光秀公の自販機
福知山城 ハートスポット

福知山城には、「みつひでとひろこ(光秀と煕子)」の8文字分のハートスポットがあったそうですが、足が痛くて探せませんでした…泣
次回は必ず…!

そして天守閣の中へ

福知山城天守閣 入館券

天守閣内は撮影OK (撮影禁止箇所を除く)。たくさんの展示がありました。でも掲載してよいかどうかはわからないので控えます。

2階には光秀シアターがあり、2話(山崎の戦いを基にした「天涯の刃~我、乱世を翔り~」と丹波攻略戦の映像「我魂、丹波を翔る~光秀の丹波攻略と福知山~」)とも観ることができました。

「麒麟がくる」と書いてあるだけで嬉しい

4階の望楼(展望室)からは城下町がよく見えました。
由良川と明智藪を撮影しました。

望楼から見た由良川(正面)と明智藪(ココ)

光秀さんが、上の写真正面の向こうから流れてくる由良川と右側から流れてくる土師川の合流地点に大堤防を築き治水を行ったとか。「蛇ヶ端御藪」というそうで、今では明智藪(光秀堤)とも呼ぶそうです。

福知山城から川の合流地点と明智藪がよく見えます。というか福知山城で堰き止めている感…水害が起きないように要所を押さえているようにも見えました。

望楼から見た明智藪(ココ)

光秀さんや左馬助がこの景色を見たのかな。
思いを馳せつつ、福知山城はそろそろ終わり。

実は後から気づいたことですが(いつもそうですが)、銅門番所左に並べてある転用石以外にも、豊磐の井や天守閣復元鯱瓦等を見落としました。いや、視界には入った気がするのですが軽く流してしまった…。我ながらどうやったらこんなに見落とせるのか…。次に行った時は必ず見ます…!

ちなみに、1階の受付で、欲しかった『明智光秀からの手紙〜丹波攻略戦を語る史料〜』と『明智光秀の生涯と丹波福知山』を購入することができました。想像より厚みがあり、光秀さんの書状等が載っていて嬉しかった(現地で買わなくても郵送できるとサイトに書いてあった気もします)。

『明智光秀からの手紙〜丹波攻略戦を語る史料〜』
『明智光秀の生涯と丹波福知山』

あと、これらの本をICOCAで支払ったところ、イラスト光秀さんの大きなクリアファイルもいただきました。嬉しい!上記ファンクラブカードと同じデザインでした。

明智光秀公と福知山城のクリアファイル

これで福知山城とはお別れ。次は明智藪へ。
来た道とは反対側の北向きの門から出ました。

反対側の出口から撮影

北向きの門から出て東方向に坂を降りると、おみやげ屋さんがあり、まだ持っていない御城印を買うことができました。

左「福知山イル未来と2021版」 右「切り絵タイプ」
芭蕉の句入り(日付を入れねば)

次は明智藪へ。音無瀬橋から明智藪と福知山城がよく見えるとのことだったので、橋に向かいました。

福知山城から見た音無瀬橋

途中、明智薮の前で説明板を2つ見つけました。

明智藪(福知山城から音無瀬橋までの道沿い)
明智藪(光秀堤)の説明板
明智藪と説明板「福知山城下町と由良川」
拡大した説明板

音無瀬橋到着
明智藪の右後ろに福知山城が見えました。

音無瀬橋から見た明智藪と福知山城(ココ)
音無瀬橋から明智藪とは反対方向を撮影

そして橋の反対側を見ると遠くに山々が。
十兵衛の母上が「山や畑は変わらずそこにある」と言っていたのを思い出し撮影しました。光秀さんもあの山々を見たんだろうな…たぶん。

明智藪の次は御霊神社へ。西に向かって歩きました。途中の通りではドッコイセの福知山踊りのイラストも拝見しました。

御霊公園を通って御霊神社へ。
御霊公園の木の下に可愛い福知山城がありました。

御霊公園の木の下の可愛い福知山城
御霊神社

御霊神社は…
生前人々に慕われていたが冤罪を蒙った様な場合にその御霊を慰めようとした御霊社とのこと…泣

ここは光秀さんを祀ったことから「御霊神社」と呼ばれるようになったそうです。

説明板 日向守光秀公…泣
正面から
桔梗紋がたくさん
提灯にも桔梗紋

この時は閉まっていたのか、神社は静かでした。
隣の公園で遊ぶ子供達の声が心地良かったです。

なお、予約すれば御案内もしていただけるとか。
次回勇気があれば予約してみます。
御朱印もそのとき買えるかな。

お参りをして御霊神社ともお別れ。次は亀山城。
南下して福知山駅へ戻りました。

他にも桔梗紋を見つけました 明智藪付近(左)
福知山駅前の市民交流プラザふくちやま(右)

駅前では観光案内もいただきました。
麒麟がくる本放送時のものも?

今も大事に保管してます

福知山駅から亀岡駅までは特急「はしだて」で向かいました。

特急「はしだて」(福知山駅)

足の捻挫をこれ以上悪化させないようゆっくり歩いたため、当初の予定より1本遅い電車となりました。のんびり待って出発。福知山城が見えるように今度は反対の左側の席にしました。

「はしだて」から見た福知山城

福知山城にもう一度お別れしながらしばし休憩…。しかしここで気づくべきでした。切符に記載された到着時間が15:30を過ぎることに…。

亀岡駅の観光案内板

15:48 亀岡駅着
まずは亀岡の明智光秀公像を!と駅の南口からまっすぐ南下しました。

亀岡駅と亀山城址の間にある明智光秀公像

明智城跡の像と比べると「文武」の「文」のイメージも強く感じます。どちらの像も素敵です。まさに智将…!

ここから亀山城址はすぐそこ。池に集まった白い鳥に十兵衛を思い浮かべながらゆっくり歩き、程なくして亀岡城址入口に到着しました。が…。

亀山城址入口の説明

入口に「城址拝観受付(総合受付)は15:30まで」との文字が!完全にリサーチミス!亀岡駅に着いた時点で既に間に合わなかったということか…!膝から崩れ落ちました…。

残った時間どうするか…。遠くまで行く時間はない。
とりあえず愛宕山を見てみよう。
十兵衛が行ったという愛宕山を…。

「ココ?」がたぶん愛宕山

亀岡駅の東側まで戻り、愛宕山はどこ…?と探しました。地図や他の方の写真等を参考にし、上の写真の「ココ?」ではないかと結論…。

遠い!十兵衛はあんなとこまで行ったのか!
(今思えば、金山城とかもっと遠いけど…)

あそこかぁ…なるほど(何が)。
とりあえず愛宕山はわかった。あそこからこの亀山城に、というのもわかった(距離感が)。で、ここからどうする…。とりあえず帰りの京都駅までの間にどこか行くところはないか…と考え、本能寺跡を見て帰ることにしました。

亀岡駅から二条駅へ。そこから徒歩で本能寺跡へ。
道に迷うことはありませんでしたが、付近に着いてから迷いました。暗い中しばらく付近をうろうろし、やっと見つけました。思っていたのとちょっと違う場所でした。

本能寺跡の石碑

と言っても今は石碑等があるだけ。
ここかぁ…となんとか思いを巡らせました。
叶うことならもっと時間をかけて想いを馳せたかった(大袈裟…)。だが京都駅発の新幹線まで時間がない!

足が痛いけど小走りで京都駅へ向かい、無事帰路に着きました。ここが一番キツかったかもしれない…。
これでこの旅は終わりです。

今回は完全にリサーチミスで予定が狂い、後半はあっという間に終わってしまいました。きちんと調べないといけないなと改めて反省した次第です。と言いながらいつもぶっつけ本番旅なので同じ失敗はまたありそうです…。拙い記事を最後まで読んでいただきありがとうございます!