誰のための春

この土日
めちゃくちゃ実りのない、実りに富んだ時間を過ごした(・∀・)HA！

金曜夜に仕事を終業してスーパー銭湯へ駆け込んでから、
この土、日に過ごしたことをツラツラnoteに書き連ねていたら、土曜の昼過を書き終えた時点でなんと2,000字😃誰得〜

という訳で、この休みの過ごし方に関しては大幅CUT、そこで得た気づきだけを再びツラツラ書き連ねるとする。以下、この土日を過ごした後の所感。

休日にちゃんと休むって、なかなか難しい。
そもそも休むとは何なのだろう。

去年の初夏にフランスへ2週間弱の現地ツアーへ行った時に痛感したこと。それは
「仕事のための人生ではなく、自分を楽しむための人生」であるということ。

日本にいるとついついウッカリ忘れてしまうこの感覚。
特に会社を辞めてフリーランスになって一発、自立と自律のバランスを得るために、徹底的にパワーハラスメント・マイセルフを行ってきたお陰で、基本的にワーカーホリック気味だった。「場所と時間に囚われずに働ける〜」と謳われるフリーランスも、実態なんて24時間365日の自己選択型社畜だ。強制的に時間の区切りを誰かにつけてもらえた方が、結果時給単価が高くなる場合もある。（それでも私は自営を選びたいと思ってしまうのだけれど。）

そんなもんで、フランスから帰ってきた後は、なかなか仕事に着手出来ず、そこでもバランスに悩まされた。やるかやらないか、どちらかなのだ。自分、不器用ですから。

恐らく1年前よりは仕事と生活の比重が健全になりつつあるとは思うけれど、思考回路はまだまだ、いつまで経っても基本的に仕事のことばかり考えている。24時間、365日。仕事のことを考えないことこそが私にとっての恐怖であり、勇気のある行動なのだ、今のところ。

珍しく、今週末はひとり大人しくスーパー銭湯へ行った。
大体いつも一人で銭湯へ行く時には、仕事のことをゆっくり考えることを目的としている。京都へ行く時も、自分との対峙の時間にする。休みの日に映画を観るにしろ、アニメを観るにしろ、本を読むにしろ、基本的に「このインプットは自分にとって如何に有用であるか」を軸に考える。
時間を無駄にはしないだろうか。新しい知識や感覚は得られるだろうか。仕事にはどのように活かせるだろうか。
そんなことばかりを無意識的に考え、選択し続けてきた。

だから、今週末久々にゆっくり銭湯へ行ったが、何も考えずただひたすら湯に浸かる自分がいる事に驚いた。ただ、湯に浸かっただけなのだ。
多分、露天風呂がカピバラだらけだったので、ひたすら無心でカピバラを眺めていたからだと思う。仕事に関する考えを阻害してくれたのではないか。結果、私の頭には仕事以外の何も詰まっていないことが分かってしまった。

気持ちよさそうなの、可愛い〜

銭湯から帰宅後、リフレッシュした分 仕事が捗りそうだとPCを再び開き、いつもより4時間ほど夜ふかしをして、夜ふかしをした分、翌朝は寝坊してやろうと思った。

そんなこんなで翌日の土曜日も丸一日仕事をせず、
日曜も朝から約束を果たしに外出し、1.5日分丸々休んだ今、居ても立っても居られずにこの気持ちをnoteに打ち明けている。
めちゃくちゃ休んだ、めちゃくちゃ休んだのだ、この土日。
大丈夫ですか、って思ってしまうくらい休んだ。体がというよりも、頭が。本当に何も考えなかった。驚くほどに何も考えていない、この土日。
いやぶっちゃけ実際ちょっとは考えてはいるんだけど、いつもの1割程度しか頭を使っていないんだ。大丈夫なんだろうか私。大丈夫なんだろうが、大丈夫じゃないんだ。落ち着かないんだ、私の心が。

だけど、今回ゆっくり頭を休めてみて何となく感じたことは

ふとしたことでイライラしてしまったり
誰かのマイナスな部分ばかり（心の中で）チクチク責めてしまったり
そんな自分に嫌気がさしたり。

誰にも見せていないけれど、自分だけが知っている自分のダメなところ

他人と比較するもんじゃないと分かっていながらも、ついつい誰かと比較しては羨ましいと思ってしまうところ

そうした、心の凝り固まった大きな氷の塊が、ジョワっと溶けて行くような
心からいつも和かでいられるための秘訣がここにあるような

そんなヒントが、休息には隠されているんだと思った。きっとこれが、私なりの「well-being」の秘訣なんだろう。私に限らず、心の休息が必要な人は他にもいるのではないだろうか。

だから、メリハリをつけることが大切で
前にも設定したような気がしたけれど、例えば「何時以降は仕事をしない」とか「月に1日は休日を作る」とか
ダラダラせずに、ガツっと休む、そんな事があっても良いのかもしれない。

脳を休めると、心が動くんだね。
来週の京都は徒然草でも読もうかしら。

おしまい