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【日本帰国】空港検疫所の水際対策手続きを素早く終わらせるコツ

年末に日本に帰国した。

コロナ禍に入ってもう10回近く日本に帰国しているのでかなり入国時の水際対策の対策?ができるようになったのでここで各手続きを速く突破するための準備というかコツを少し共有しようと思う。

体験者はわかると思うけど、降機から抗原検査結果を待つ場所に到達するまで、ほとんど障害物競走なのだ。とにかくチェックポイントごとにくねくねと歩かされる。各チェックポイントで手間取ると時間がかかってしまうので、サクサク行けるようにポイントを追って説明する。

ちなみに入国時に必要な事は下記厚生省のリンクに詳細がある。

なお、都内在住の人で羽田と成田の選択肢があるなら、羽田便にした方が帰りの公共交通機関が安いし、成田よりも羽田の方が手続きの時間もかからないようなのでお勧め。ただし、手続き時間は到着時間に大きく左右される。夜便だと待ち時間が極端に少ない。ちなみに僕は強制待機のリストにある国からの帰国は経験がないので、ホテルの選択とかのステップに関してはわからないので端折ってある。

出発前のコツ

• PCRテストの用紙が日本政府発行のフォーマットにしてもらえるようならしておく。その方が確認速度が速いし、確実。
• 空港からの移動手段の確保。必ず確認される。
• webでの質問票に回答してQRコードのスクリーンショットもしくはコピーを持っておく。(このQRコード、出発空港のチェックイン時に提示させられることも多い)
• PCRとワクチン証明書のコピーをとっておく(オミクロン前はPCRのオリジナルは回収されてしまったので結果が必要な人は取っておくとよい。今回は提出を求められなかった)
• スマホに必要なアプリ(ココア、MySOS、グーグルマップ)をインストールし、スマホの操作に弱い人はMySOSアプリを開いて設定の「登録者情報」の場所やグーグルマップの「ロケーション履歴」をオンにする方法を確認しておく(空港職員がやってくれるが、自分で場所を覚えておくと早い)

場所:グーグルマップ→設定→個人的なコンテンツ→ロケーション履歴がオン

必要なアプリについて

なお、これは検疫を速く突破する方法ではないが、座席を選べるなら飛行機の一番後ろの列を選ぶと良いと思う。もし機内で陽性者が出た場合、前後計5列が濃厚接触者としてされる。今の時期飛行機は空いていて、皆前に固まるので後ろの方が人が極端に少ないし、最後方なら最低でも後ろ2列はカウントされないので濃厚接触の可能性が減る。

機内にて

• CAさんから配られる水際対策の英語と日本語の用紙がホチキスで止められているので、ホチキスを外し、英語分を取り除き(必要ない)、日本語の書類の提出が必要な部分だけ記入しておく(検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書、健康カード等別々に提出するので)。
• 誓約書にある待機期間中の居所は質問票と同じであることを確認しておく
• 水をしっかり飲んでのどと口を潤しておく。実はこれ結構重要で、喉がカラカラだと抗原検査で唾液を出すのに苦労する。ただ一応30分前は飲み食い禁止のはずなのでそこは要注意。

降機後の通過するチェックポイントとしては次のような順番(羽田の場合)。結構うろ覚えなので順番は確実でないので多少前後はあるかも。

• 質問票のQRコード確認(水戸黄門の印籠のようにスマホのスクショを見せればOK)
• 健康カード、パスポート等を見せ、出国地とPCR検査証明書の確認
• 抗原検査キットを渡され健康カードに検体番号シールを貼られる
• 検体採取
• 必要アプリのインストール確認
• 質問票QRコード読み取りとMySOS登録空メール送信
• もう一度健康カードの内容確認
•待機期間中の抗原検査キット2回分入った箱を渡される
• 検査結果の回収(健康カードに貼られたシールの番号で呼ばれる)
• 入国、税関

降機後のコツ

• QRコードのスクショ(一番最初に必要)、パスポート、誓約書、健康カード、PCRテスト結果、航空券をいつでも出せる状態にしておく(ワクチン証明書はオミクロン以後は見せる必要なくなっている模様)
• 特に健康カードは何度も見せて何度もしまうのでクリアファイルとかに入れて手で持っていくのが良いかも。
• 唾をなるべく口の中に溜めておく笑(抗原検査で唾溜めるのは結構時間がかかるし苦痛)。早く溜めすぎると検査前の書類の確認時に話せなくなるので注意。
• アプリインストールの前までのタイミングでスマホのWifiをつなげておき、空港職員が確認のために空メールを送る手続きがあるので、メールアプリも立ち上げておくと良い。
• トイレとか家族に連絡とかは検査結果待ちの所で十分できるし、フライト確認サイトなどで到着時間も確認してもらえばよいので、よっぽどのことなければ後回しにした方が早い。検査結果回収までに最低15分、混んでいれば長時間待ち時間がある。ただ、混んでいる時は各過程で待たされることもあるのでその時に行くのはあり。

空いていて、上記のコツを覚えれば、最後方の列から飛行機を降りても、ほとんど全員抜かしてトップ集団に出れる笑。狭い仕切られた通路を列になって歩くので足の速さでは人は抜けないので、そこで急ぐ必要は全くない。まあダンジョン脱出ゲームの要領で楽しみながらやるとストレスも減るのではないだろうか。

ちなみに、一度すごい大声で文句を言っている偉そうなおじさんがいた。「もう書いてあるだろ!何度住所書かないといけないんだ!」とブースの若い女性に不満たらたらだったが、そういうのは完全に時間の無駄。現場の人たちはいかにスムーズに進めるかとちゃんと書類を確認するかが仕事なので、ちゃんと正しい書類を見せたら、スッと通してくれるのだ。

というわけで大変な時期、日本に入国する人のために少しでも役に立てば幸いだ。


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