ビー・バップ・ハイスクール
みなさんそれぞれ好きなバディ・ムービーがあると思う。たとえば「メン・イン・ブラック」のJとK、「リーサル・ウェポン」のマータフとリッグス、「テッド」のテッドとベネットなど。歳を重ねてくると記憶力が下がり、人の名前が覚えられなくなる。バディ・ムービーも誰と誰だったか覚えられない。
で、ビー・バップ。40代以降の人は、結構このふたりを知っているんじゃないでしょうか。清水宏次朗と仲村トオルを知らなくても、「ヒロシとトオル」という名前くらいは聞いたことがあると思う。平凡な名前だし、どっちがヒロシでどっちがトオルなのかもわからなくなる。だけど「ヒロシとトオル」と言うと、「ビー・バップ」だとわかる。不良が喧嘩するだけ、と言ってしまえばそれまでの映画(と原作漫画)なんだけど、キャラがしっかりしているから、ヒットした。しっかりしていると言いつつ、区別がつかないんだけど。
久しぶりにこの映画を観て、自分が子どもだった頃の日本を懐かしく思い返しました。ぼくは幸い、こういう不良たちが暴れ回る環境にはいなかったんだけど、同じ時代に生きていた。そういう意味で懐かしかったです。
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