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恥ずかしいだけのガチポエム

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素敵な写真とセンチなポエム。現実の厳しさに疲れた心を癒やされたいあなたに贈る、こつこつと積み上げていく世界。 心のどこかがほんのりとあたたかくなれば幸いです。 がんばって、だいた… もっと読む
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2022年6月の記事一覧

人のつながり

人のつながり

駅前にある大きな建物。
ひとびとがいきかう。
そこにはたくさんの人生があって、互いに知らないひとたちが、すれ違う。
世界はそういうふうにまわっていて、その中で知りあうということはそれだけで特別なことなのだ。

街の色

街の色

夏の太陽が街の色をかえる。
いつもより、濃厚で華やかに。
この街の魅力がさらに深まる。

立ち寄る場所

立ち寄る場所

いつもの神社に立ち寄る。
親戚の家に、かるく挨拶をするように。
そんな気軽に立ち寄れる場所が少なくなったから、神社に立ち寄って心を休める。

きりんたち

きりんたち

きりんが首をのばしている。
重機はたまに動物に見える。
機械の動物は無機質だけど、動物的な強さがあって、それはそれでいいものだ。

時代

時代

昔ながらのビル。その風景は、どこかで見たような気もする。眺めていると、自分が昭和に戻ったような感覚に襲われる。人は今という時間を生きているのだが、ときには別の時代を体験することもある。それはその場所がそういう時代を持っているのかもしれない。

整う場所

整う場所

神社にいく。
それぞれの神社で空気感が違う。
自分の感覚がその時によって違うのかもしれない。
その場の空気を味わい、心を整える。神社でなくてもいいけれど、自分を整える場所は必要だ。

通り道

通り道

郊外の街に通う。いつも素通りする、通るだけの駅だけど、いつしか愛着がわいてきて、自分の中で大切な存在になっていく。
きっと人生も同じで、なにに愛着をもつかなんてわからないし、だれとうまくいくかもわからない。ただ精一杯生きるだけ。

海の効用

海の効用

海の見える場所に立つと、心の澱みが洗い流される。
日々の澱は、いつのまにか心をかたくなにして視野を狭めていく。
だから人は海をながめる。

廊下

廊下

このなにもない廊下の先にはなにがあるのだろう。
眺めていると自分の人生が思い浮かぶ。
なにもない自分でも歩いていけばどこかにたどりつく。

光

夕焼けには優しい光がある。
光に包まれるとじわりとした幸福感がある。
それは生きているからこそ味わえる瞬間であり、地位も財産も関係がない。万人に平等な時間だ。

花を愛でる

花を愛でる

いつのまにか紫陽花の季節になっていた。
雨に濡れた花の美しさは花そのものの美しさなのだろうか。花というものは、場所や空気、シチュエーション、すべてをあわせて愛でるものなのかもしれない。

共存

共存

街が緑に覆われたら世界はもっと幸福になるだろうか。
少なくとも、気持ちのいい場所にはなるだろう。
都会には緑が足りなくて、人々は心の余裕をなくしてしまう。
だから、少しでも緑を増やす事は大切だ。

二階建て

二階建て

二階建てだが、一階はほぼ使えない。
なんのために建てたのだろう。
背景が気になる。
こういう不思議な建物にはイマジネーションを刺激するなにかがある。

名残

名残

古い建物は、建物そのものだけでなく、細部にも発見がある。
たとえば照明も、あまり見かけないタイプのものだったりする。
いつの時代のものだろう。
豊かだった時代に思いを馳せる。