マガジンのカバー画像

恥ずかしいだけのガチポエム

1,124
素敵な写真とセンチなポエム。現実の厳しさに疲れた心を癒やされたいあなたに贈る、こつこつと積み上げていく世界。 心のどこかがほんのりとあたたかくなれば幸いです。 がんばって、だいた… もっと読む
運営しているクリエイター

2022年2月の記事一覧

鉄塔

鉄塔

青空に映える鉄塔。

空は自然で鉄塔は人工物だ。

このふたつの異なる要素がそこにある。

違和感があるのかないのか、わからない。

ぼくらは変化に慣れていく。

春が来る

春が来る

春が近づいてきて、いろいろな花や植物が芽を出し始める。人間はそれを見て心が躍る。自分たちも心の中に芽が出るのだ。ようやく春が来る。そして停滞していたものが動き始める。

ものがたりの中で

ものがたりの中で

雑木林の中にある標識。標識なのかどうかよくわからない。昔からあるもののようにも見えるが、そうでは無いのかもしれない。これが何なのか、正直言って、よくわからないのだ。それでも見ているとそこには物語があるような気がしてくる。ぼくらは物語の中に生きている。

とまった時間

とまった時間

つりぼりは昭和感がある。

自分がつりぼりにいかなくなったからだろうか。

正直に言うと、つりぼりがどれほど人気があるのかもしらない。

とにかく自分の中でつりぼりは時間が止まっている。

だから好きなのだ。

生命

生命

冬の樹木はさびしげだ。

だけどずっとそのままじゃない。

春がくればふたたび命を吹き返す。

人はそんな木々に自分を重ねるのかもしれない。

だからぼくらは生きていく。

坂道

坂道

夜の坂道はどこか寂しくて、だけどどこかに向かっている感じもする。そういう寂しさと希望が合い混じって、不思議な魅力がある。登ってみたい。その先に何があるのだろう。その先にはぬくもりがあるのではないかと期待してしまう。

やわらかいひかり

やわらかいひかり

やわらかなひかりが、世界を包む

そのやわらかさは、抱擁だ。

光に抱きしめられて

ぼくは幸せな過去を妄想する

きりん

きりん

きりんが頭をもたげている

クレーンのことだ

機械なのに、

キリンだと言われるとそんな気がしてくる

想像力は面白い

静かな時間

静かな時間

夜の駅のホームは不思議な魅力に包まれている。

それは、これから家に帰ると言う安心感が影響しているのかもしれない。とにかくどこかほっとするのだ。そこに佇みに電車を待つ。もう少しで穏やかな時間が訪れる。

懐かしい

懐かしい

高速道路を走る。そこには、古い道もあって、その古さは懐かしさを感じさせる。子供の頃走った、と言うわけではない。それでも、古びた外壁や、雰囲気を味わう。視覚情報は人にどんな影響を与えるのだろう。

はてしない

はてしない

高速道路を走ってどこに向かうのか。

はてしない道の果てにはてしない世界が広がる

そういうもの

ぼくらはただ道を進んでいくだけ

近未来感

近未来感

高速道路のトンネルには近未来感がある。SF映画の名作でトンネルを走り抜けるシーンがあったからだろう。

ぼくは現実を通じて、未来を疑似体験する。

とおい

とおい

対岸の町はなぜか遠くて。

橋を渡ればすぐに行かれるけれど。

きみの家があるから、きみが住んでいるから、とても遠いのだ。

勢い

勢い

人気の店は勢いがある。

たたずまいがかっこいい。

そう感じさせるのは、勢いがあるからだろうか。

それとも、かっこいいから人気があるのか。