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恥ずかしいだけのガチポエム

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素敵な写真とセンチなポエム。現実の厳しさに疲れた心を癒やされたいあなたに贈る、こつこつと積み上げていく世界。 心のどこかがほんのりとあたたかくなれば幸いです。 がんばって、だいた… もっと読む
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2021年10月の記事一覧

煙突

煙突

銭湯の煙突は昭和を感じさせる。今でも必要なのだろうか。
使っていなくても、撤去費用がかかるから残しているのだろうか。
どちらでもいい。
ぼくらは銭湯の煙突を眺めて、過ぎ去りし時代を感じる。そういう役目が、今はある。

想い

想い

日本人なら誰でも知っている建物。政治の中心になる建物をデザインするとき、建築家はどんな思いでデザインしたのだろう。その人物の思いは、そこにつどう人々に伝わっているのだろうか。

橋の魅力

橋の魅力

橋の魅力とは構造物としての美しさだと思う。機能をまっとうするだけでなく、デザインを重視したものもあるし、機能を追求した結果として美しく仕上がったものもある。ぼくらは橋を眺めて、さまざまな想像に思いを馳せる。

駅の個性

駅の個性

都会に人が戻ってきたとは言え、いつも空いている駅はある。それは、都会の駅でも同じことだ。人気の少ない駅はそれはそれで独特の趣があって良い。

活気

活気

はなやかな駅。都会の駅には活気があっていい。そこには人の流れがあり、エネルギーがある。人々が動く。それは建物にも活気を与える。

郷愁

郷愁

駅のいきどまりは、遠くまできた感じがしていい。はるかな道のりを旅してきた。全部の行程を旅したわけではないけれど、終着点がわかるのがいい。それはある種の郷愁にも似ている。

雲

空に浮かぶ雲はときに龍のようにも見える。人間の想像力は、空に浮かぶ雲のようにどこまでも広がっていく。

臨時列車

臨時列車

山手線が止まった日に、臨時列車が走った。新宿から品川駅まで走る短い特別な列車は、非日常をになう列車にふさわしく、乗客は少なくて、みんな穏やかだった。こんな豊かな時間があるのだと、噛み締めた。

ありふれた

ありふれた

ありふれた街にあるありふれた工場は、それでも、いろいろな人が働いていて、それぞれの人生がある。知らない街を歩いて、そこで生きる事はどんなことなのか想像してみる。他人の人生を想像する事は、自分の可能性を広げることにもつながる。人間は想像力を持つ生き物だ。その力を最大限に生かしていく。

匂い

匂い

昭和の町はいつの日か昭和ではなくなるけれど、新しい街になっても、きっとどこかに昭和は残る。ぼくらはそんな匂いを探して歩くのだ。

空の色は

空の色は

空の色はどうして変わるのだろう。気象のことはよくしらない。
ただ、そのときどきの空の色をみて、心動かされるだけだ。

残り香

残り香

時代の残り香みたいなものがある。
個人的には昭和の残り香が好きだ。懐かしい。楽しかった時代なのかもしれない。楽しむのはかまわない。大切なのはいまを生きることだ。

異世界

異世界

工場には異世界ににた雰囲気がある。
きっとその広さのせいだ。
あとは実用性重視の構造。生活感があまりない。だけど、そこには人間の生活がある。おもしろい。

ひと

ひと

みおろすと人がいる。もっと高いところからだったら見えた時の印象は変わる。それでも人は人だとわかるのだ。
不思議なことに。自分も人だからか。たぶん、そうなんだ。そしてきっと人が好きなんだ。