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恥ずかしいだけのガチポエム

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素敵な写真とセンチなポエム。現実の厳しさに疲れた心を癒やされたいあなたに贈る、こつこつと積み上げていく世界。 心のどこかがほんのりとあたたかくなれば幸いです。 がんばって、だいた… もっと読む
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2021年8月の記事一覧

優しいあかり

優しいあかり

あかりの不思議
あかりにはぎらぎらしたあかりも、穏やかなあかりもある。
深い闇、長いトンネルには穏やかなあかりがある。ぼくらはそれを見てほっとする。人は暗闇には慣れていないのだ。

新しい電車

新しい電車

新しい電車は新品の匂いがする。新車みたいな匂いだ。新しい電車は洗練されていておしゃれだ。古い車両もいいけれど、やはりブラッシュアップされた新しい車両はいい。未来的だ。自分が未来に生きている感じがしてたのしい。

センス

センス

古風な建築に派手なペイント。これがセンスというものなんだろう。ある種の型をいかに崩すか。型破りというほどではないアレンジが、目を引く。考え続けてうみだされたものかはわからないけれど、これは成功している。

はるかな世界

はるかな世界

高速道路から見る夕焼けは格別だ。
世界がどこまでも広がっているのをみることができる。
素晴らしい世界だと。身の回りで起きていることがすべてクリアされて。ぼくはぼんやりと空を見上げている。

面影

面影

古い建物はいいものだ。
ただ古いだけじゃなくて味わいがあること。かたちが、昔はおしゃれだったんだろうと感じさせられること。
ようするに、センスのあるものは年月を経ても面影が残っている。

郊外

郊外

郊外の駅には都会とは違う味わいみたいなものがある。それは空間の広がりとか、のどかな空気。そういうたぐいのものだ。思わず歩く速度をゆるめたくなる。だから、郊外は好きだ。

飛行機雲

飛行機雲

夕暮れにのびる飛行機雲はどこか流れ星に似てる。
穏やかな光の中をゆるく伸びていく。
ぼくは足を止めて空を見上げる。
空のその先が見えた。

漫画

漫画

マンガはイマジネーションの塊だ。もちろん他にもそういうメディアはたくさんあるけれど、個人ができるイマジネーションの表現の中では1番手近で、難しい。ペンと紙さえあればできるけれど、やればいいってもんじゃない。

三鷹天命反転住宅

三鷹天命反転住宅

三鷹天命反転住宅。天命が反転するというのが、どういうことかわからないが、今ここを意識しながら生きるにはいい場所だ。常に自分の身体と対話しながら、向き合いながら生活する。この経験を持ち帰り、人生を豊かなものにする。

銭湯

銭湯

最近は銭湯をみかけることが少なくなった。だけどなくなったわけじゃない。それは以前とはかたちを変えていたり、数が少なくなってきたかも知れないけれど、依然としてそこにある。たまには入ってみようかな。

ひかり

ひかり

夜道は怖い時もあるが時に幻想的だ。
美しい光を見せてくれる時もある。
人工的な光も悪くない。
そんなふうに感慨にひたる。
いつかこのひかりもなくなるかもしれない。
そういう光。

みらいのせかい

みらいのせかい

高速道路はいつも楽しい場所だ。
いわゆる独立した世界。外界と切り離されたSFみたいな。そんな世界。
だから、その中を走るのは楽しい。未来を感じるのだ。

夏の予備校

夏の予備校

うみべの予備校はどこかさびしげだ。
夏は海にいきたいのに、勉強しなくてはいけないからか。しかも、夏休みで学校は休みだというのに予備校。
そんなことを想像しながら夏の予備校を眺めている。

おもいでのくも

おもいでのくも

路地から見上げる空には入道雲がそびえていた。
入道雲を見ると幼い頃に戻った気分になる。
具体的な記憶が蘇るわけじゃない。ただ、なんとなく、だ。
なにもかもが輝いていた時代。
本当はそうじゃなかっただろうけれど、年月が思い出を美しくする。だから今日も入道雲を見上げてる。