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PulseChainってなに!?


注意⚠️  仮想通貨・暗号通貨は不安定であり、投資する人はすべてのお金を失う覚悟が必要です。これは経済的アドバイスや投資の推奨ではありません。税務、ファイナンシャル、法律関係は、専門家に相談してください。こちらのnoteは何の利益供与にも基づいていません。強いて言えばポジショントークではあるかもしれませんが、判断はご自身でDYORを。
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PulseChainという新ブロックチェーンネットワークの名前を聞いたことはありますでしょうか?日本ではまだまだ知名度低い新プロジェクトですが、日本で話題になる頃には、おそらくブルマーケット。それゆえに、次の仮想通貨ターン前のこの時期の今こそ、知っておくと後々いいことがあるかもしれません。
Pulsechain は、Ethereum よりもはるかに安いガス料金を提供する新しいブロックチェーン・プロジェクトです。また、PulseChain のローンチ時には、仮想通貨の歴史上で最大のエアドロップと呼ばれる、ハードフォークによる複製があります。
このnoteでは、欧米仮想通界隈ではかなりホットな #PulseChain について、解説していきたいと思います。

PulseChainはEthereumの上位互換!?

そもそもブロックチェーンがこれほど多くあるのはなぜでしょう。銀行システムを必要とせず、世界中で 迅速に保管および取引できるビットコインから全ては始まりました。その後、スマートコントラクト(自動実行される契約)という複雑なトランザクションを生成する手段として、Ethereum が 2015 年に導入されます。Ethereumはある種の革命でした。Ethereumネットワークでは、独自のエコシステムで自動処理させる ERC-20 トークン(HEX、SHIB、Tetherなど)を自由に作成できるようになり、仮想通貨の非中央集権性、金融の民主化はますます広がりました。個人が独自の仮想通貨を立ち上げ安くなったのです。

時間が経つにつれ、Ethereumは世界中の仮想通貨開発者がプロ​​ジェクトを開発するための主戦場となり、仮想通貨ユーザーやNFTホルダーのメイン・マーケットに成長しました。にもかかわらず、Ethereum自体が最良のソリューション(解決策)でないことは明らかでした。ネイティブトークンEther($ETH)の高騰に伴い、その非効率性から、ガス代と呼ばれる取引手数料は高額になり、トランザクションの度に高額なガス代を払うか、安くなるまで待って好機を逃すか、もしくは何もせずにHODL(ガチホ)し続けるしかなくなりました。そのためにゲームなどの一部のテクノロジーは、Ethereumを完全に放棄しています。

そこで、仮想通貨ユーザーや開発者が抱えるEthereumの問題点に対する新しい解決策として、PulseChain が開発されることとなりました。

パルスチェーンとは?

PulseChain は、2023年5月中旬にローンチした新たな仮想通貨プロジェクトです。Ethereum 2.0からハードフォークされるブロックチェーン・ネットワークで、ハードフォークされる瞬間(正確な意味は違うのですが、いわゆるスナップショットを呼ばれる瞬間)の2023年5月10日に、Ethereumとまったく同じ履歴データが丸々コピー(ミラーな感じ)されました。まるで、とある瞬間にパラレルワールドができるように、Ethereumのすべてのデータが分岐(フォーク)され、新たなブロック・チェーンが実現、実行されたのです。
(ちなみに、Ethereum2.0は、Ethereumのハードフォークであり、EthereumはEthereum Classicのハードフォークでした。)

フォークは文字通り先割れしてるフォーク🍴のイメージですね。

PulseChain と Ethereum はどちらも、ブロックチェーン・テクノロジーに基づいて構築された分散型ネットワークであり、プルーフ・オブ・ステーク (PoS) というコンセンサス・メカニズム(合意形成メカニズム)を使用しています。ただし、PulseChain はブロック時間が短いためスループット(処理能力)が高くなり、イーサリアムよりも効率的で使いやすくなっています。
PulseChain は高速で安価なトランザクションを提供し、高い投資収益率を提供することにより、Ethereum の代替手段となることを目指しています。

ERC20を丸ごと複製

また、PulseChain は、Ethereum のシステム丸ごと複製を起点とするので、既存の Ethereum ユーザーは、ERC20トークンの複製となる同量のPRC20トークンを受け取りました。2023年5月10日にウォレット内にERC20を持っていた人は、PulseChainを接続するだけで、PRC20が反映されます。
(なお、$ETHはERC20ではないので複製されません。代わりにネイティブトークン$PLSが配布されます)またCEXに保有していた人はCEXが保有してるので受け取れないと思います)
例えば、HEXを保有している人はPulseChain上でもHEXを受けとっています。SHIBを保有していた人はPulseChain上でもSHIBを保有することになり、より安いガス代で取引できるように。NFTもコピーされています。

PulseChain上でクローン化されたトークンPRC20が市場でコミュニティによってどのように評価されるかを正確に予測することは不可能です。一部はおそらく 100% 機能しますが、一部の中央集権型のステーブル・コインなどは信頼できるサポートがつく可能性は低いでしょう。
最終的に、PRC20の相対価値は市場の動きによって落ち着くと思いますが、ブリッジ・オープン時に思わぬボラティリティが発生する可能性が十分考えられます。(ブリッジ・オープンは2023年5月15日)

ネイティブトークンPulse ($PLS)

PulseChainのネイティブ・トークンは Pulse($PLS)です。これは、Ethereumにおける Ether($ETH) に当たります。
$PLS は、バリデーターと保有者にインセンティブを提供します。どういうことかというと、バリデーターにはガス代(手数料)の配分がある上、バリデーターも保有者も$PLSをキープしているだけで希少性が高まる仕組みになっているからです。$ETHとは対照的に、PLS はトランザクションのたびにガス代の 25% が消費(焼却)されるため、循環供給が減っていきます。それゆえに希少性が高まり、価値が高まるはず!というわけです。(もちろん市場原理で実際の価格がどうなるかは未定です)

また、PulseChainがローンチする際(ETH2.0がハードフォークされる際)に、すべての $ETH トークンに対して1:1 ベースで $PLS トークンが配布されました。

$PLS保有者リーグ

PoS(Proof of Stake)の仕組み

PulseChainは、PoS(Proof of Stake)のブロックチェーンです。PoSはバリデーターのPC によって駆動されます。具体的にバリデーターがすることは3200万の$PLSをステーキング (ロックアップ) するだけで、コンセンサス(合意形成)したブロックを生成していくことになります。ただステーキングしているだけなので、ビットコインのマイニングのような計算処理にかかかるエネルギー消費もなく、はるかに持続可能で環境に優しい仕組みです。

きっかけはガス代問題

なお、Ethereum は PoW から PoS にアップグレードされましたが、高いガス代問題は解決しませんでした。。ユーザーやトレーダーにとってもこのガス代は頭の痛い問題ですが、何より、プロジェクト開発者やクリエイターやファウンダーにとって、このガス代の高さは死活問題となっています。
PulseChainが開発されることになった最初の動機もまさにこのガス代でした。HEXはステーキング(ロックアップ)することが醍醐味のERC20トークンですが、ステーキング・エンドステーキングの度にかかるガス代の高騰がHEXコミュニティの悩みの種でした。そこで、HEXトークンの創始者であるRichard HeartがHEXコミュニティの声に応えて、PulseChainを作ることを決意したのです。

Richard Heart

なんといっても、PulseChainが他のブロックチェーン・プロジェクトと一線を画しているのがコミュニティの強さです。Ethereumのコミュニティは開発者コミュニティですが、PulseChain のコミュニティは、Hexican と呼ばれるHEXコミュニティをベースとした、世界各地のあらゆる分野の人々が参加する巨大コミュニティとなっています。PulseChainは開始時点でサードパーティのプロジェクトがすでに200近くあります。まだ始まってもいないのに、ラスベガスでPulseコンが開かれたりなど、コミュニティの濃度の濃さには目を見張るものがあります。Twitterでぜひ、#PulseChain #Pulse PLS PLSX などキーワード検索してみてください。また、テレグラムにもコミュニティグループがあり、活発に意見交換がされています。

PulseXとは?

Pulse Chainの公式DEX(Decentralized Exchanges、分散型取引所) はPulseX (https://pulsex.com/)です。Pulse Chain Exchangeの略で、最も流動性の高い AMM (Automated Market Maker)の仕組みを採用しています。AMMは、買い手と売り手の従来の市場ではなく、スマート・コントラクトと流動性プールを使用して、デジタル資産を自動的に取引できるようにする仕組みです。PulseXでは、 PulseChain トークン( PRC20) をスワップできます。Ethereum における Pancake Swap やUniswapみたいなものです。

ガバナンス・トークン PulseX ($PLSX)

流動性プールの提供者には、スワップ時の手数料から報酬が与えられます。このスワップ手数料に使われるガバナンス・トークンが、$PLSX(PulseX)です。

$PLSX保有者リーグ

世界最大のイールド・ファーム(利回り報酬畑)
PulseX はUniswap のフォークですが、さらに流動性プロバイダーに大きなインセンティブをもたらす機能をもち、流動性を大きく担保しています。その目標は、PulseChain ユーザーに可能な限り最高の取引体験とイールド・ファーム(利回り報酬を耕す畑)を提供することであり、ERC20保有者が無料の PRC20 に価値を橋渡しし、価値をつけて、キープしていくことに重点を置いています。PLSまたはPRC20を、PulseXの流動性プールに提供すると、利回りを得ることができます。
PulseXのリクイディティ・プールの提供者(流動性プロバイダー)は、Liquidity Pool(LP)を組む、すなわちERC20 をブリッジ・インして PRC20 とペアリングし、流動性を提供して手数料($PLSX)を稼ぐことができます。ペアリングすることで、もともと無料で入手し無価値だった PRC20 に価値を付けていくことになります。
加えて、PulseX の流動性プロバイダーにインセンティブをもたらす第2のトークンがあります。名前はずばりIncentive トークン( $INC)。流動性プロバイダーになると、手数料($PLSX)報奨に加えて、LPトークンという名のクーポン券がもらえますが、このクーポン券(LPトークン)をイールド・ファームに預け入れることで、Incentive トークン($INC)がもらえるという仕組みになっています。$INCは、時間の経過とともに発行数のインフレ率が減少していきます。DAO では、このインセンティブを受け取る取引ペアとレートを選択します。なお$PLSXを保有するアドレスのみがDAOで投票できます。

効率性
ビットコインでは、トランザクションが確認されるまでに数分から数時間かかり、トランザクションには数ドルの手数料がかかります。PulseChain でのトランザクションのコストは 0.01 ドル未満で、確認は約 3 秒で行われます。PulseX はこのネットワークを利用して、PLS と PRC20 間の高速で安価なスワップを可能にします。

手数料は0.29%

PulseX におけるスワップ手数料($PLSX )は、0.29% です。これは、他のほとんどの取引所Sushiswap、Trader Joe、Quickswap、および Uniswap よりも少ないはずです。

BuyBack & Burnの仕組みで$PLSX はどんどん希少に

また、$PLSX の総量は決してインフレ(増加)しません。それどころかどんどん減っていきます。PulseX上で何かをスワップするたびにユーザーが支払う手数料($PLSX )のうち 76% は流動性プロバイダーに分配され、21% は交換所で買い上げられ即燃やされます(BuyBack & Burn)。PulseXでの取引が活発になるにつれ、$PLSXの供給はますます減っていくわけです。

流動性が初めから高いわけ
PulseX のローンチ後初期の流動性は「AMMレシオ・フィクサー・ボット」と呼ばれるボットから提供されます。ローンチ時にUniswap、Sushiswap、およびその他の人気のあるマーケットから、コイン・トークンの流動性の約99.9%以上を収集し、PulseXでそのペアを再構築し、新しいPLSとともに収集した流動性を追加していきす。ユーザーは流動性が最大の場所に行く傾向があるため、この流れがボリュームを生み出します。流動性プロバイダーはボリュームで利益を上げるため、最もボリュームのある取引所に預け入れする可能性があります。
一つに集中した流動性は、スリッページを少なくするため、最良の取引をもたらします。これはまたbotを使ったアービトラージ取引ボットを減らすことにも役立ちます。

公式 PulseChain ブリッジ

ブリッジとは、あるチェーンのトークンを別のチェーンの「ラップされた」バージョンに変換することで、異なるチェーン間の「価値」の移動を可能にします。トークンがブリッジされると、別のチェーンにラップされたバージョンが生成され、元のトークンと同じ米ドルの価値が維持されます。
たとえば、ERC20のステーブルコインである USDC を ブリッジに送信すると、Pulsechain で 1 つの「eUSDC」が生成されます。ティッカーのプレフィックスは元のチェーンを示し、eUSDC は 1 ドルの価値を保持します。その後、eUSDC の値を Pulsechain での取引に利用できます。

PulseChain のローンチ初日は、ドル市場へのリンクはありません。したがって、PulseChain の資産はドルで評価されることはなく、PulseChainネットワーク内での取引は比率のみに依存します。しかし、48時間ほど経つと、Ethereum-Pulsechain ブリッジ (PulseRamp.com) が稼働し、PulseChainネットワーク上のすべての資産がドルの価値を獲得します。これらの評価がどうなるかはブリッジオープン前は不明です。

公式ブリッジ

ブリッジは、異なるブロックチェーン・ネットワーク間での価値の転送を可能にします。Ethereum上に2019年からある(ネイティブの)HEXがブリッジされ、PusleChainでラップされるとeHEXと呼ばれ、元々の価値を保持して機能します。これは、PulseのネイティブHEX(フォークでコピーされたHEX)と区別されます。
同じく、PulseChain上のHEX(フォークでコピーされたHEX)がEthereum へとブリッジされ、Ethereum 上でラップされるたものはpHEXと呼ばれることに。これは、元々Ethereum上に存在する(ネイティブの)HEXと区別されます。

PulseChain メインネットが起動すると、PulseRamp は Ethereumメインネットと PulseChain メインネットの両方で完全に機能するようになります。PulseRamp に接続したら、「From」からブリッジしたいトークンを選択します。
公式ブリッジ
http://bridge.pulsechain.com

ブリッジの仕方

ウォレットを ブリッジ に接続し、正しいネットワークを選択していることを確認してください。

アセット(トークン)を選択したら、ブリッジする金額を指定します。
ブリッジフィーは0.1%です。
たとえば、PulseChainから 2,000.0 DAI を送信する場合、送付先のネットワークでは 1,998.0 DAI を受け取ります。

適切なネットワークに切り替えて、トークンを要求します。

トークンのインポート

  1. メタマスクを開く

  2. ネットワークを確認してください

  3. ウィンドウの下部にある「アセット」タブをクリックします。

  4. 「トークンのインポート」ボタンをクリックします。

  5. 「トークンのコントラクト・アドレス」フィールド。

  6. 追加したいトークンを下からコピーします。

最後に

PulseChainは5月13日にスタートしたばかりです。
ぜひ、この滅多にない貴重な機会をお見逃しなく!!

PulseChain https://pulsechain.com/
PulseX 

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