2021年11月24日の朝日新聞より

「文芸時評」鴻巣有季子

〈米文学者大串尚代の『立ちどまらない少女たち』(松柏社)は19世紀からの米国女性作家による家庭・感傷小説に注目し、その邦訳書の「文化的水脈」が日本の少女漫画に継承された経緯を検証する。〉これは面白そう。

〈日本の名作少女漫画の源流には『赤毛のアン』や『若草物語』があると本書は説く。〉そうそう、私も前からそう思ってた、って思わせるのがいい評論の一つの条件だ。(目からウロコとは逆に、ね。)どうやらこの本はそういう論のようだ。チェックしとこ。

2021.11.25.Twitterより編集再掲