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①大松達知「短歌想望」前号までの私の当欄での連載に触れていただき感謝。〈では現代に〈文語…
負け続けまちがひつづけきたんだよ空がずるりと剝けて夕焼け 藪内亮輔 過去を振り返る視線が…
①からーんとした真昼の家に寝ころびぬ会はねど足るる関はりばかり 栗木京子 会わなくても心…
①100号おめでとうございます!! 一本のトウモロコシ持ちレジを指す子がゐて行方もつあたた…
三井修「帰るなき能登」杉の幹に縦ざまにしてはしりたるその凍裂の深さを思ふ 岡部文夫〈凍裂…
触れあわずに人を愛する方法を未来の子供たちへ教えて 中山洋祐 コロナ禍により人を愛するこ…
消火器に刺さるピン抜くようにして無防備に心注ぎたいひと 小島なお ピンを抜くことによって、自分を堰き止めている何かが外れ、自分の心を相手に注げるようになるのだろう。消火器のピンを抜くのは、小さいようで結構大きな決断。長い比喩が序詞のようで面白い。 2020.4.14.Twitterより編集再掲