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①冬枯れの朝顔の蔓ほんとうの終わりとみればすこし触れたり 江戸雪 枯れた朝顔の蔓が景にも…
①歌詠めば日々はかなしも生まれゆく愚にもつかざる生活の歌 門脇篤史 「愚にもつかざる」は…
①どの橋も地球の上を渡るだけだから怖くはないって、確か 鈴木晴香 橋は異界と異界を渡すも…
①きみだけにあだ名で呼ぶこと許させてコンパスの針でとどめ刺す蝶 楠誓英 上句下句は時間的…
この夜に釦(ボタン)を拾う 躰から離れたものを肉片と呼ぶ 鈴木晴香 右側に釦がついている…