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いろんな矛盾が多すぎて。
私たちにとって、現実の理解こそが足りていない。片方の手が「現実」を取得すれば。もう片方の手は、「夢への憧れ」を肥大化させる。

希望の光がこの世にはあるという。
神様からの示しは、あまりに大きすぎて。到底、私たちには不可能に思えることがらの数々ばかりだった。

目覚めと共に、やるせなさが募る今日は、いっそ誰もいない水面の上を浮かんでいたいという錯覚に陥る。重力が消え失せた感覚を、私たちは忘れている。

地に足をつけ、「歩き続けなければならない」という答えはどこにもない。疲れた時に休む。そして、その休み方にも悩まない、広い世界がこの脳に広がっていけたら…。

言葉の一片を、ただ一つの望みに。
私たちは、今日も旅に出かける。

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