曲の良さを語るのにまず歌詞を挙げるってなに?

自分「この曲のどういうところが好きなの?」
相手「歌詞がすごいいいんだよねー」
自分「ん?」

学生時代からこう思う時が多かったです。
ですが、最近になってようやく曲の良さとして歌詞を挙げる気持ちも分かるようになりました。

昔はこういう言葉を聞いた時に「それなら曲じゃなくて詩を読んどけばいいじゃん」と思っていました。
音楽を聴きながら歌詞を聴く、というのがそもそもあまりできなくて、歌詞が分かったとしてもメッセージ性が強い歌詞はかなり苦手でした。
なので、洋楽の方が歌詞が分からないので聴きやすかったんですよね。

それでも最近になってようやく、曲の歌詞が良いと思う感覚が理解できるようになりました。
そして、詩ではなく曲として音が付くことで同じ言葉でも伝わり方が違うということにも気づきました。
まぁ、そんなの当然と言えば当然の話なんですが。

自分の曲の感じ方の流れとしては、気に入った曲ができたら何度も聴いて、そのうち歌詞が分かるようになり、それからようやく歌詞が良いと思えるようになります。
で、曲の好きなところを聞かれた時に、この流れの最後の部分の「歌詞が良い」と思った気持ちをまず口にしてるのではないかと思っています。
自分としてはそこが最初に感じるポイントではないので、理解できなかったんでしょうね。
あとはこの音が良い、というよりも歌詞が良いという方が説明もしやすいですからね。

今となっては一緒にライブを聞いてる人が感想で歌詞について話しているのを聞いて、自分は聴こうとしても何を言ってるのか理解できていない場合が多いので、むしろ自分も音と歌詞を同時に楽しめるようになりたいです。
右脳と左脳を同時に使ってるんでしょうし、自分としてはそれは特殊な技能のように感じています。

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