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ARTで英気を養う

3月18日、武田双鳳書法道場展で私が
デザイン書道を習ってるセンセ、臼井さんの
パフォーマンスを観に行ったのですが
次の日、もう一度しまだいギャラリーへ。
前日は時間がなくてすぐ移動しちゃったので
じっくり臼井センセの作品を観たくて。

武田双鳳書法道場、って表装がとてもセンスが良くて
各人自由で個性あふれる書をより引き立てている印象。
臼井さんは邪(よこしま)な思い無し、という字を縦に4つ
漆黒の地に黒い書。

臼井鳳九作品


掛け軸の前に置かれた盆栽まで含め空間、世界観が
異色でとても素晴らしく感激しました。

もっと寄ってテクスチャーをズーミング。何か語りかけてくるようです


その後、移動して第72回京都染色美術展、を観に
京セラ美術館になって初めて入館。
最終日だった染色美術展、流石に京都だけあって豪華絢爛な振袖や職人さんの高度な技術の着物を見ることができました、が
とりわけ感激したのは西陣の帯たちの展示
これらを目に焼き付けて本物を見る目養っとけ、て感じですね
帯屋捨松」とか「」とか眺めて溜息が出そうな織でした

ついでにコレクションルーム春期を観覧。

開館した1933年を含む昭和初期(1930年代頃)の絵画や工芸作品を中心に、当時の「モダン」を捉えた作品を紹介、
そういえばこの美術館には

昔の面影も階段の踊り場や窓の飾りに残っていてフラッシュバック

昭和30年代、母に連れられてお正月は「日展」に行ってたことを思い出す
絵画や彫刻、を眺めて好きな絵葉書とかを買ってもらったりした。
小さい頃の思い出だから詳細は覚えてなくてやたら寒かった記憶だけ。
ただ建物の残像は記憶のページから蘇ってなんだか嬉しくなった


丹羽阿樹子《ゴルフ》


昭和初期の作品(写真撮影OK)ゴルフ、とかも西洋と和がミックスされて女性の活躍が観て撮れる明るい作風
うん、今の時代何かと不穏な暗いニュースが多いけど
美術を鑑賞して気持ちポジティブに、そして英気を養う。
生きるってたいへん


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