智頭町のまちのコインについて思うこと
誰かにまちのコインやらないの?って言われたことがあったのですが、「やりません!」って答えました。
まちのコインの宣伝をしたくないのでリンクは貼りませんが、まちのコインとは町のお店と住民を結びつけてネットコインを受け取ったり支払ったりする、智頭町では「てご」と呼ばれるコインがアプリ上にあるらしいです。
これが世に出てきたのが数年前。数年前におそらく役場企画課にからんでいる人たちが率先して使用して宣伝をしていたと思うのですが、そのときに私はサイトを見てびっくりしました。
宣伝だとわかっているんですが、誰だれがどこどこのお店にてごをもらいましたとか表示されるんですよ!!!
なんですかそのシステム!!!ってびっくりしたのを覚えています。
自分がどこのお店に行ったとか、そこで何をもらったとか、なんでネット上に残さなきゃいけないの?
前から思ってたけど、田舎でやられる町おこしって陽キャじゃないと参加できなくないですか?
陰キャなあたしは参加しにくいんですよ!!
なんでお店の人と交流しなきゃいけないのー??交流せずとも商品売ってくれよって思うわけですよ。
智頭町で生まれ育ったあたしは地域のおじさまおばさまや後輩たちと関わりながら生きてきたわけです。家の外に出たらみんなが知り合い。笑顔で挨拶は当たり前。誰がどの仕事をしているかとかどの高校を出たかとかみんなが知っている状況。それが当たり前。
しんどいですよ。この状況。
地域の人と誰ともしゃべらずに生きていきたいよ!!
だからね、智頭町も誰ともしゃべらずに生活できるようになってほしいなとずっと思っているわけです。みんながみんな陽キャじゃないんだよー。
まちのコインも使用者ランキングとかそんな仕様いらないから、ひっそりこっそり使えるようになってほしいなと思うわけです。
ちなみにあたしは智頭町土師地区に住んでいます。土師地区は農業をやっている地区なので昔から地域で協力しないと生きていけない土地柄なんですね。上の集落ともめたら稲作のための水を流してもらえない可能性だってあるわけですから揉め事はしてはいけないんです。
だからみんなで生きてる感が強いんですよね。強いからこそ、普段から関わりすぎてるからこそ、智頭町以外に買い物行きたいんだよ!!!
っていう人がほとんどじゃないかな。
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