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「不白は茶の湯における守破離を、 守 下手 破 上手 離 名人 のように下手・上手・名人の…
「茶杓は、利休作のものでした。銘は、三斎が「命トモ」と付けたのでした。あるとき、三斎が茶…
《春の雪忽ち(たちまち)溶けぬ水菜畑 鈴鹿野風呂(のぶろ)》 「二月初めの立春から季語の…
茶道雑誌とお茶を用意する。めちゃくちゃ寒くて雪がちらつくような日と、柔らかい窓越しの日差…
「〈翁〉は、舞台演劇として進化し今に至る能(古称「猿楽の能」)とは別の起源をもつ芸能で、…
《初釜のはやくも立つる音なりけり 安住敦(あつし)》 「初釜の最初の音、その音に心が弾ん…
「試筆 新年に初めて毛筆で字を書くこと。書き初め(大辞林より)」 初めて筆で文字を書いたのは祖父のところでだったように思う。自分にとって馴染みのあった絵筆の扱いと勘違いして、祖父の大切にしていた書道の筆の扱いはめちゃくちゃだった。なのに祖父は周囲が驚くほど怒りもせず、小さくため息をひとつついただけで、「初めてなら仕方ない」と言った。 その後、自分が書道を習うようになるまで随分と時間を経たが、それでもやっぱり、ことあるごとに祖父の様子を思い出す自分に気づいた。毎月の茶道雑誌
「地謡 隔る雲の身を変え、仮に自性を変化(へんげ)して、一念化生の鬼女となつて目前に来…
《蒲団(ふとん)着て寝たる姿や東山 服部嵐雪(らんせつ)》 「芭蕉の門下の嵐雪が活躍した…
「この道でもっとも悪い事は、我慢と我執です。上手な人をそしり、初心の人を見下すのは、あっ…
《紅葉(もみじ)にてまた花をやる桜かな 松永貞徳(ていとく)》 「この句、つまり真っ赤に…
今月も茶道雑誌を読もうとお茶の準備をする。落ち着いた趣の表紙を見ると茶道雑誌がお稽古場に…
「岡倉天心は、著書『茶の本』のなかで、茶道が日本の社会や生活のなかかあら生まれた文化であ…
茶道雑誌10月号。今月も郵便受けに届いた茶道雑誌の袋を開ける。茶道雑誌の表紙を先生のお宅で初めて見た時、なんとなくハードル高そうに見えて、自分には縁のないものだろうなと思っていた(ワタシは筋金入りの思い込み人間であることをnoteで書く度に再認識している)。 それが、先生から「読んでみたら」と言われて購読するようになったけれど、それでもぺらぺらとめくるだけだった。 ぺらぺらとめくりながら長い年月を過ごしていたら、最近は開封するのを楽しみにするようになった。 特にめちゃく