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表千家同門会 『同門』

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表千家同門会が毎月発行している『同門』からお家元宗匠や、先代お家元宗旦宗匠のことばをはじめ、心に残ったところを御紹介。ここを見るとお茶のこころの旬が感じられます❗️
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#茶の湯

表千家同門会 同門3月号『清らかな茶の楽しみ』より

初心者を大切に 珠光は「巧者をねたみ、初心者を見下すようなことがあってはならない」と言っ…

表千家同門会 同門3月号 『千宗旦宗匠のことば』より

つながる御縁 「桃花笑春風」。雛の節句を迎え、春の気配が一入(ひとしお)感じられるように…

表千家同門会 同門3月号

今月も同門が届いた。色とりどりの木々が山を埋めつくしている。ふと『山笑う』という言葉が浮…

表千家同門会 同門2月号『清らかな茶の楽しみ』より

炉頭無賓主(ろとうにひんじゅなし) 「近年、茶会や茶事に伺うと主客ともに足の悪い方がいて…

表千家同門会 同門2月号 「千宗旦宗匠のことば」より

懐かしき一会 さて昨秋の話になりますが、京都の国立博物館で大きな茶の湯展がひらかれました…

表千家同門会 同門11月号 『清らかな茶の楽しみ』より

臨機応変 「十一月に入り炉開きの季節となりました。家元では立冬を目処にして炉を開いていま…

表千家同門会 同門11月号 『宗旦宗匠の言葉』より

先人の心にふれる 「博物館、美術館の展観では、直に道具や箱書を拝見して次から次へ話題がふくらむ茶事のようにはいきませんが、普段は拝見するのが難しい道具や資料を数多く目にし、楽しむことができます。  昔のお茶人たちが付けた銘への思い、道具の形やつくられた時代背景などと、皆さんそれぞれの見どころをみつけて、目を養い、茶の心をさらに深めていただきたいと思っています。」 表千家同門会 同門 十一月号『千宗旦宗匠のことば』より 博物館や美術館で茶道具を見ると、なんだか茶室での様子と

表千家同門会 同門11月号

今月も同門会から同門の11月号が届いた。鮮やかな紅葉の表紙。もうそんな季節だったと思い出…

表千家同門会 同門10月号 『清らかな茶の楽しみ』より

千里同風 「この数十年住宅環境の変化などにより、畳のない住宅も増えてきました。茶道に関わ…

表千家同門会 同門10月号 『宗旦宗匠のことば』より

昭和四十六年、天然忌のころ 「九月半ばの天然忌も過ぎ、朝夕には、秋の気配が感じられるよう…

表千家同門会 同門10月号

同門の10月号の表紙をじっと眺める。確かに秋はあっという間に日が暮れて木々のシルエットが浮…

表千家同門会 同門 9月号 『清らかな茶の楽しみ』 より

時代にあったお茶 「新しいウィルスとの長い戦いも幾分疲れてきたように思いますが、マイナス…

表千家同門会 同門 9月号 『宗旦宗匠のことば』より

明月に寄せて 「暦を繰ると、今年は九月十日が中秋の名月です。秋は、涼風、虫の音に薄(すす…

表千家同門会 同門8月号 清らかなお茶の楽しみ

一ニ三三二一 「お茶の世界だけでなく、日々の暮らしの中でも物事を続けていくことは本当に根気のいる作業ですが、新しい発見があったとき、なんとなくほっとしたり、うれしくなったりもします。日々の積み重ねがいかに大事であるかということがよくわかります。」 表千家同門会 同門 八月号『清らかな茶の楽しみ』より 先代のお家元、而妙斎宗旦宗匠がご自身の還暦の茶事の時に掛けられた二幅対の掛軸。《前に進むと共に、基本に立ち帰ることが大切》とうかがうと、なんだかずーんと心の奥深くにしみる。時