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鎖国は日本が先輩の筈?

さてさて、EUを牽引して来た冷静なドイツまでが国境封鎖・・・
先進国は微妙な鎖国状態・・・このグローバルな時代にこんな状態になるとは誰が予想しただろうか?

さて日本は歴史の物差しで言えば、ちょっと前まで三百年間の鎖国をしていた国。まあ、それが近代国家への出遅れとも言えるが、それはさて置き、三百年の間、鎖国をしてそれなりの生活水準を保ってきたのは、考えて見れば凄いことだと思う。飢饉の時を除き現代風に言えば食料自給率100%・・・飢饉の時でさえ地域によっては「囲い米」という非常備蓄米が機能している。経済政策としいても、弊害はあったとしても「棄捐令」などの貧困武士層に対する借金棒引きの法令も出された。

何とか国の中だけでやり繰りをして来た・・・まあ、そういうポテンシャルのある国だったとも言える。

でも今のこの国は、食料自給率は40%に満たない、エネルギー自給率に至っては10%にも満たない状態・・・その大半を他国に頼っている。

鎖国など到底無理。

決して現代に於いて鎖国など良い筈がないが・・・しかし、ボーダーレス!ボーダーレス!と叫ばれながらも、今回のように、いざとなれば必ずボーダーは引かれる。

そのことを教訓とし、日本も真剣に自立自活を考えなければならない・・・日本人にはその能力がある・・・良くも悪くも三百年も鎖国できたのだから・・・

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