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【5/14(土) 20時-】明細書ってどんな言葉でできているの?【知財塾オンラインイベント(無料、初学者向け)】※募集締め切りました

こんにちは。知財塾の運営チームのSumiです。

今月からリニューアルオープンするオンライン知財イベント『チザイかたりば』の運営を担当しております。

今回は5月のイベントのご紹介です。

「明細書から言葉の法則性を探してみよう」
(開催日時:5月14日(土) の20時、開催場所:Spatial Chat)
※募集を締め切りました、たくさんの参加者ありがとうございます。来月もお楽しみに!

今回は、知財塾 明細書作成ゼミ(化学)
でファシリテーターをされた、制野友樹弁理士の明細書3件から、その法則性を探してみる企画です。

制野弁理士は、どういう項目を、どういう順序で、どういうキーワードを使って、明細書を書いているのでしょうか?


イベントでは明細書を画面共有で実際に読みながら、法則をみんなで探していきます。

専門知識不要ですので、むしろ化学専攻以外の方、大歓迎です!楽しく明細書を読み解いていきましょう。

………
初回にこちらのテーマを選んだ理由ですが、私が知財業界に入ったときの最初の壁が、この「明細書から言葉の法則性を見つけ出す」ということでした。


私は知財業務未経験で特許事務所に就職して3年目のかけだし弁理士です。

そんな私が知財業界に入って最初にやったこと、それは特許の明細書作成でした。

入所して一ヶ月間の研修の後、先輩弁理士の下について、明細書を書いてみよう、となりました。

研修で実務について学んだものの、特許事務所での教育はOJTが基本のようです。

知財業界に入って2ヶ月目の自分が颯爽と明細書を書き上げて、チェックの先輩を唸らせてやる!と息巻いていられるのも束の間…


なに書けばいいか、わからない…(´;ω;`)


頭を抱える毎日を過ごしておりました。どうしても仕事の進度が遅く、先輩に仕事を引き取られたこともありました。

そりゃあ、今まで公報すらまともに読んだことない未経験者です。読んだことのないものを自ら書けるわけもありません。

じゃあ読めばいいじゃないか!
いやぁ、自分が読書にそれほど抵抗がなくて良かったなぁ。

というわけで、先輩が直近で書いた明細書に目を通してみました。そしたら…


なに書いてあるか、わからない…(´;ω;`)

謎の呪文が書いてあるクレーム
めちゃくちゃ膨大で難解な明細書
概要化され尽くして何が書いてあるか読み解けない図面
頼みの綱の要約書は何を要約しているのやら…



同じ日本語とは思えないくらい、普段の日本語とはかけ離れた文章でした。

視界に入る文字が頭のなかに入ってきません。
文字が目の上を滑っていきました。スケート選手のようなすばらしい滑りっぷりです。

しかし、文字の滑りっぷりを褒めても仕事は進みません。

経験を積めばできるようになると言われても、目の前の仕事を諦めるわけにはいきません。


どうしてベテランの方たちは、このような難解な文章を、継続してひと月に何件も書けるのでしょうか?

何かしらルーティン化していることがあるのでしょうか?

明細書の中に【言葉の法則性】があるのでしょうか?

もし、これが掴めれば、【文字が目の上で滑る状態】から少しでも早く脱することができるのではないでしょうか?

今回のイベントでは化学系の専門知識なしで明細書の構造を理解し、読み解くためのサバイバル技術を、参加される方とわいわい交流しながら見つけていきたいと思います。


普段化学系の実務をしていない方も、まだ明細書を読んだことないけど知財の仕事に興味がある、という方も、ぜひ遊びにいらしてください!



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https://chizaijuku.com
知財塾

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