第2種/第3種電気主任技術者を認定で取得したときの話 ①概要

※ あくまで私自身が第2種電気主任技術者免状を、また、私が指導した知人が第3種電気主任技術者免状を認定で取得した時のはなしです。このとおりやれば大丈夫という意味ではありません。

1. 電気主任技術者とは何か?
 この記事をあえて読むかたなら、電気主任技術者とか電験3種といった言葉は聞き覚えがあることでしょう。
 電気を供給~使用するまでの設備を電気工作物といい、一定規模の電気工作物についてはその保安を監督するために資格を必要とします。
 この資格の名称が電気主任技術者であり、上位から第1種・第2種・第3種とランク付けされています。

2. 電気主任技術者の取得方法
 電気主任技術者の資格を得るには大きくわけて二つです。
①国家試験を受ける
②一定の学歴(※)や資格に加えて実務経験を証明し、認定してもらう
…のどちらかのルートを通らねばなりません。
 どちらで取得してもできることと責任の重さは変わりません。
 今回の話は、②のルートをどうやって通ったか? です。

※一定の学歴とは、電気事業法にもとづき経済産業省が認定した学校で、所定の単位を得て卒業したことを指します。
https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/files/ninteikou.pdf に認定校の一覧があります。
所定の単位とは、
  1.電気工学又は電子工学等の基礎に関するもの
  2.発電、変電、送電、配電及び電気材料並びに電気法規に関するもの
  3.電気及び電子機器、自動制御、電気エネルギー利用並びに情報伝送及び処理に関するもの
  4.電気工学若しくは電子工学実験又は電気工学若しくは電子工学実習に関するもの
  5.電気及び電子機器設計又は電気及び電子機器製図に関するもの
に区分される科目です。区分毎に必要単位数が指定されています。

3. 認定と試験のどちらがおすすめか
 正直なところ、余裕があるなら試験がよいとおもっています。
 ちなみに私は3種は試験、2種は試験(2次落ち)→認定です。
 また、指導した方は工業高校電気科卒→3種認定です。

4. 認定を受けるためにしたこと
 1) 国家試験の4科目(理論・機械・電力・法規)を意識する。
 2) お金で解決できるところはお金を惜しまない。
 この2点は後日記事を書きます。

まずはこんなところから。 


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