自律神経失調症

社会人3年目の海外出張の翌朝、ふとした瞬間に船の上にいるような浮遊感を感じるようになって、怖くなって耳鼻科やめまい外来を受診して、なかなか原因はわからなかったけど、最終的には自律神経失調症だと言われた。
漢方薬を飲んで1ヶ月ほどで症状は無くなった。お医者さんに病名を言われたときはホッとして泣いてしまった。その時の安堵感を今でも覚えてる。

社会人6年目に再び症状が出て、もう一度病院へ。
もういい加減に仕事の量を・・とお医者さんに言われて、でも未だ諦めれない、と言って、薬だけもらって、その時は2週間ぐらいで良くなった気がする。
その時に持っていた業務を先輩に引き渡した。
2回目の受診の時は、安堵感というよりは自分への失望感でいっぱいになったような気がする。

そして年明け。
同じ症状がまたぶり返している。年末もたまに感じることがあったような気がするけど、冬休みで形を潜めてたんだけど。
なかなか治らないので、以前処方されたツムラの19、83番のあまりをまた飲み始めた。(こういう自己判断は良くないのわかるけど)

私にとってはやるべきことが大量にあって回らない状態という焦りの状態が知らず知らずに神経を昂らせるらしく、ふわふわしためまいや極度の筋肉の緊張を伴ってこういう症状になる。処方された漢方薬の効能を見ると怒りを鎮める!!みたいになってて、ちょっと笑える。
余裕がないと些細なことにカリカリしちゃうのは自分でも自覚があるから、神経症みたいなものになりやすい気質ではあると思う。

働き始めてから、心と身体が繋がっていると初めて解った、理解した。
学生時代もたとえば就活、例えば院試・・と、心細くて鬱になりそうな場面はたくさんあったけど、こういう症状にはならなかったから、社会人のストレスは学生時代とは別質で、なんだかんだと学生時代は心がしんどくとも体を休める余裕はあったものなと思う。

今日から病院に行ける日が来るまで、しばらく飲み続ける。


3回目の症状に対して、このぐらいの業務量で壊れるなんてと正直落ち込むし、私、多分こんな心じゃ上に上がれないなと思うんだよね。
これだけ社畜なのに、滑稽である。
上に上がれる人というのは、心も体も強い人。

繊細な自分が嫌になるけど、それでもお付き合いしていなかきゃならない。ストレッチと深呼吸、何かうまい整え方があると良いんだけどなぁ。

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