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小鳥

 先日あるところで褐色の鳥を見た。家で調べると「シロハラ」という鳥らしい。名前は知っていたが、実物を見ると思っていたより大きかった。近縁種に「アカハラ」という鳥もいるらしい。何となく別のことを連想してしまう名前である(冒頭の画像は「ジョウビタキ」である)。

 小鳥の多くが「スズメ目」に分類される。スズメ目は大所帯で、現生鳥類の種の半分以上の約6200種がスズメ目の鳥である。代表的なところでは、スズメをはじめ、シジュウカラ、ウグイス、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、モズ、さらにはカラスまで入る。最初に挙げたシロハラやアカハラ、ジョウビタキもスズメ目である。逆に「小鳥」の中でスズメ目ではないもののほうが少なく、有名どころではインコやハト、カワセミ、カッコウ、ハチドリくらいだろうか(詳しくは鳥の図鑑かWikipediaを見てほしい、鳥の分類は最近変動が激しいようである)。

 今名前を挙げた鳥はごく一部の有名な鳥だけで、それ以外にもたくさんの種類がいる。それらの多くは実際に見たこともないし、これから人生で見ることがあるかもわからない。とりあえずシロハラは見分けられるようになったし、なんとなく「小鳥」で済ますよりは名前までわかったほうが楽しそうな気がする。

 そういえばこの間見た小鳥、オオジュリンかコジュリンかまで絞れたけどそれ以上の見分けがつかない。小さいうえにスズメより警戒心が強くすぐに逃げてしまうので困る。

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