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UnityでVRoid(VRM)のポートレートを撮ろう

はじめに

こんにちは。
「ちよろずや」撮影担当、ちよろずふみなです。

VRoid(VRM)を撮影する方法は様々ありますが、今回はUnityでVRoidを撮影する方法のご紹介です。

1 Unityをインストール

Unityのインストール手順については、以下を参照。
Unityの「初めてUnityをインストールする手順について

2 Unityの新規プロジェクト作成

Unityの新規プロジェクトを作成します。

01_プロジェクト作成

02_Unityプロジェクト初期

3 UniVRMのインストール

UnityでVRM(VRoidの形式)を扱うためには、UniVRMをインストールする必要があります。
UniVRMのインストール手順については、以下を参照。
VRMの「UniVRMのインストール

ざっくりいうと、2でUnity起動した状態で「UniVRM-0.XX.X_XXXX.unitypackage」をダウンロードしてきたら、ダブルクリックして実行、インポート画面でたら右下の【import】をクリックすればOK。
なのですが、ダウンロードするところ(GitHub)を初めて見る方は戸惑いそうなので補足。

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UniVRMのGitHub。ここから下へスクロールすると、

画像26

UniVRM-0.XX.X_XXXX.unitypackageのリンクをクリックするとダウンロードできます。
※ファイル名のX部分はバージョンアップにより変更される

ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、以下の画面が出たら【Import】をクリック。

05_UniVRMインポート

06_UniVRMインポート後

4 VRMをUnityプロジェクト内に取り込む

まずは、VRMをプロジェクト内に取り込むためのフォルダを作成しましょう(フォルダ名は何でもいいです)。

07_フォルダ作成

作成したフォルダにVRMファイルをドラッグアンドドロップすると、取り込まれます。

08_VRM取り込み

5 3D環境アセットのインポート

撮影の背景として使用する3D環境アセットをunity Asset Storeよりダウンロード、インポートします。
unity Asset Storeの使い方については、以下を参照。
unityの「Unity のアセットストアに関するクイックガイド

今回は無料の「NYC Block #6」を使用します。

UnityからAsset Storeにログインしてインポートします。

09_アセットストア

09_NYC_インポート

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「NYC_Block_6.unity」をダブルクリック。

11_NYCひょうじ

エフェクトをONにすると、このような見栄えになります。

12_エフェクト

4で取り込んだVRMを配置してみましょう。

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6 VRMのポージング

unityの有料アセットでポーズを編集することもできますが、今回は無料のツール「VRMお人形遊び」を使ってゆきます。
VRMお人形遊び、unityで扱う方法は、以下を参照。
VRMお人形遊びのポーズテキストファイルをUnityで使う方法

VRMお人形遊びでポーズテキストを作成する方法は、ここでは割愛します。

13_お人形遊びスクリプト

13_お人形遊びスクリプト編集

スクリプト編集すると、このような欄が追加されます。

14_お人形遊びスクリプトposetext

Pose Textを入れて【Set Pose】をクリックするとポーズが反映されます。

14_お人形遊びスクリプトposetext入力

ポーズや大きさなど微調整したのがこちら。

15_ポージング微調整

7 撮影

Unity内のカメラをセッティングしましょう。

16_カメラ

16_カメラgame

Unityの画面のスクリーンショット、今回の方法は以下を参照。
【Unity】Unityでスクリーンショットを撮る時に必要なTipsまとめ

17_スクリプト準備

18_スクリプト設定

実行して【P】を押すと、スクリーンショットが撮影されます。

19_撮影

20_撮影後

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8 まとめ

いかがだったでしょうか。
UnityでVRoid撮影できると、表現の幅が大きく広がります。
バーチャルポートレート撮影の助けになれば幸いです。

ちよろずふみな
https://twitter.com/chiyorozu237


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