キーマカレーを作ってみた
世の中には様々な料理があります。作るのが簡単な料理、工程が複雑な料理、技術がないとできない料理……。
昨日私がチャレンジしたのは”根気がいる料理”、キーマカレー。
カレーは簡単にできる料理。だけどキーマカレーは違います。
私は過去に一度、キーマカレーを作ったことがあります。そのとき心に決めました。
「もう作らない」
理由は根気が要ったから。というのも、入れる野菜全てをみじん切りにする必要があったからです。しんどいし、時間もかかって完成した頃にはヘトヘトでした。
だがしかーし!
お家にいることを余儀なくされている昨今、運動量も減っているし、時間はたっぷりあります。
「キーマカレー……作る?」
自分自身に問いかけて、出した答えは「作る」でした。
次はいつ作るかわからないキーマカレー。ということでせっかくなのでnoteに記録を残したいと思います。写真が下手なのはご愛嬌! ということで参りましょう『キーマカレーを作ってみた』。
レシピは昔、会社の上司に勧められて購入したオレンジページのこちらの本を参考にしました。
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まずはこちら
玉ねぎ1個、ピーマン2個、にんじん1個を全て、みじん切りにします。ね? 根気がいるでしょ? 今回ざっくり時間を測ったのですがなんと……1時間かかりました。でも私の今日のタスクは「みじん切り」。それに、この工程を超えればあとはそんなにしんどくない。だったら対策すべきポイントは、いかにみじん切りを楽しむか。
そこで私が取り入れたのは「嵐作戦」。
テレビで嵐のDVDを流しながらリズムに乗ってみじん切りを行うという単純な作戦ですがこれが功を奏しました。アップテンポのみじん切り、スローテンポのみじん切り。少しの工夫でただの「みじん切り」が楽しい時間に!
ということでみじん切りされたものがこちら!
我ながらあっぱれ! 達成感に満ちあふれていました。あとはこれを炒めて煮込むだけ。レシピどおりにいくと、なになに? 『鍋にサラダ油大さじ1、バター大さじ1を入れ、にんにくを炒めて……』
にんにく……?
ない。
ということでこの工程カット。みじん切りした野菜たちをどんと鍋へ。
しんなりするまで炒めます。お野菜の水分が出てきます。
そして次に牛ひき肉をどんと投入。
肉肉しいですね。ボロボロになるまで炒めます。
お、おいしそう……。塩コショウ、カレー粉大さじ1と1/2、ケチャップ大さじ1、お水2カップを入れます。ひと煮立ちしたら顆粒コンソメを小さじ2、入れてぐつぐつ煮込むこと25分。
おぉ……?
『とろみがついたら完成』とありますが、これは、とろみ……?
半信半疑でおたまで混ぜてみると
完成! (もうちょっと水分を飛ばしてもいいのかもしれません。)
後はお皿にもりつけるだけです。
お米をよそってその横にキーマカレーを。プチトマトとゆで卵をトッピングします。(数週間前に半熟のゆで卵づくりにチャレンジしたときは半熟なのかどうなのか微妙な仕上がりだったのですが、今日はまずまずの出来でした。ただ、切るのが下手すぎて黄身が歪んだ……。)
※キーマカレーはスタッフが美味しくいただきましたがレシピが4人前だったため、鍋の中にはまだまだキーマカレーが。明日も美味しくいただきます。
刻んで炒めて煮込んで。調理時間を合計すると2時間弱。時間つぶしの目的で作ることを決意したキーマカレーでしたが、過去のしんどかった思い出は払拭され、有意義な時間を過ごすことができる料理という位置づけに生まれ変わりました。料理に必要なのは時間と心の余裕なのかも。いや、料理だけじゃなくて何事にも時間と心の余裕があるに越したことはないのですが。
……とまぁ話が壮大になりそうなのでこの辺で終わります。
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