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夫婦でともに夢を追う

山行中だったけれど。
今朝、
宿泊した宿で、
『らんまん』の最終回を観た。
久しぶりで、
涙が、
素直に流れたドラマだった。

理学博士の話をいただいた時。
「僕がなんて」と、
謙遜されたけれど。
仲間の方に諭された。
『傲慢だよ』
その言葉が今までの万太郎氏の、
歩いて来た道を物語っているようで。
それは、
奥様を始め、
多くの方のお陰だったこと。
そうして、
理学博士になられたこと。
誰よりも、
妻である寿恵子さんが、
喜んでいたのでは。

両親の生涯に重ねたり、
現在の自分に重ねてみたり。

「信じてくれてありがとう」
この言葉の通り、
奥様は、ともに生きた方だった。
信じなければ、
ともに暮らせないけれど。
どんな時もと言われたら、
自信を持てない自分がいたりする。
江戸時代から、明治、大正、昭和と、
生きた方だったけれど。
奥様は、
陰で支えた方というよりは、
ともに同じ船に乗り、
ともに冒険をされた方だった。

父も、
自分の生き方を全うしようとして、
周囲を巻き込んだり、
振り回したりと。
母にとっては大変だったに違いないけれど。
晩年、
脳梗塞を患った母を、
5年もの間、
支えたのは父だった。
生前、
帰省すると。
1人残された父は、
ポツリと言ったこと。
「母さんは、幸せだったのかなぁ」
自分の返事。
「母親としては、4人の姉妹がそれぞれに、家族に恵まれて生きているから、
幸せだったはず。
夫婦のことは、父さんがわかるでしょ?」
そんな風に、
言ったことを思い出した。

改めて思うこと。
夫婦って、
生涯のスパンで見つめないと、
分からないから。
5年もの間、
夫だからと母を支えながら生きた父。
102歳の生涯でした。
久しぶりで、
ステキなドラマに出会いました。

さて、
谷川岳のことは、
またの機会にご報告します。
写真数枚です。

下山の時に、
2回ほど尻餅をつきました。
手強い山行になりました。
ありがとうございました。

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