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日本の美しい里山の景色を未来へ繋ごう!音楽を通して、秋田県琴川の風力発電計画についてみんなで考えるきっかけを作りたい!

2023.5/28 一緒に歌ってくれた子供達と@琴川

秋田県にある、ホタルが美しい里山、琴川の景色を守りたい!
そんな佐藤毅さんの想いに共鳴した仲間たちが集まり、はじまった物語。
毅さんの里山への想いを込めた楽曲「ホタルの里」を、子供達と歌うためのクラウドファンディングは130%の達成となりました!!
皆様の温かいご支援のおかげ様で、このプロジェクトを無事達成することができました。本当にありがとうございます!

こちらが完成した音楽映像。
心に響いてくれた方は、是非、拡散シェアしていただけると嬉しいです。
本当に、たくさんの応援してくださった方たち、協力してくださった方たちとの愛の結晶です。
この音楽映像が、誰かの心に響き、また一つ、また一つと、ホタルのような美しい光が集まっていきますように。
心より感謝申し上げます。

毅さんの楽曲を一緒に演奏した、ルキオラ音楽隊&
エンジニアの内田さん、お手伝いしてくれた羽田野さんと記念撮影
ホールを貸し切って、大人ミュージシャン渾身の一発撮りでした!
物語のはじまりの人。作曲者、佐藤毅さんが手入れをして守っている琴川の里山。

いろんな人の想いが一つの音となって、すごくパワーのある楽曲になったと思います。子供達も参加してくれて、素晴らしい音源ができました。

ここからがスタートだと思ってます。
人の愛は、愛のある音楽は、どんな壁も溶かして一つの光になれる信じています。

この曲と共に、みんなの里山への愛が広がっていきますように!
この美しい琴川の風景が、未来にも残されていきますように。


以下、ここにクラウドファンディングの記事を残しておきたいと思います。

日本の美しい里山の景色を未来へ繋ごう! 音楽を通して、秋田県琴川の風力発電計画についてみんなで考えるきっかけを作りたい!

このプロジェクトについて

人と自然が寄り添い合い生きていた、昔の人から繋げてもらった里山の風景を未来にも残していきたい。そんな想いで作られた楽曲を、子どもたちと歌い、作品にします。秋田県琴川の風力発電について考えるキッカケになればと願っています。

このプロジェクトに賛同してくれた、秋田在住のアーティスト、黒崎 平くん、長村 冴樹くんが、佐藤 毅さんと共に、琴川で演奏した「ホタルの里」動画。これを見ながら子供たちは歌の練習をしてくれました。

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ホタルの里     作詞作曲:佐藤 毅

ホタルが舞う琴川に 美しい夜が始まる
ふわりふわり浮かび上がる光が里山を包む

人はこの景色も壊してしまうのかな?
守りたい 守ろう 未来の子どもたちへ

琴川の山の水が 田んぼを満たし人が集う
生き物たちの歌が響き 子どもたちは笑いはしゃぐ

昔の人が守り繋いできた里山
今こそ僕らが生かしてゆく時だ

10年100年先の未来も
僕たちは里山と共に生きている

未来を生きてゆく子どもたちへ繋ごう

里山のある暮らし〜秋田での出会い〜

日本の美しい里山の景色が残る秋田県。

私(平岡千代)は、去年の冬にご縁をいただき、この地で自然農や田んぼを営む FARM GARDEN たそがれのコミュニティのイベントでライブをさせてもらいました。

子供たちの笑い声、手作り野菜で作られる心のこもったお料理を分け合い、地域の人たちの繋がりの輪に入り、心温められました。とても愛おしく、豊かな時間でした。

そのイベントで共演した、コントラバス奏者の佐藤毅さんが、この秋田の里山の景色を残したい、という想いで作られた楽曲「ホタルの里」を披露してくれた時、心が震えました。

そしてその時、現在、秋田の琴川で計画されている風力発電計画について、主催者の菊地晃生さんと共に、伝えてくれました。

普段は歌わない毅さん。

まるで里山の心を代弁してくれてるような歌詞や、想いを込め歌う姿に、感動しました。

普段、歌を歌っている私は、「私でよければこの唄を歌わせてください」と思わず声をかけました。

風力発電計画がされている琴川のホタルを守りたい

ホタルが飛び交う美しい里山の景色が、大規模な風力発電の計画が進められたら、どんな未来が待っているのでしょうか?

ずっと問われているエネルギー問題や、人間がやりすぎてしまった結果の自然環境への負荷。

未来を左右するような大事な計画が、まだ人々にあまり知られていないという事実。

改めていろいろなことを考えるキッカケを与えてくれた楽曲でした。

音楽は、心にダイレクトにメッセージを伝えてくれます。人の心が動けば、目の前の現実も変わっていくと信じています。

答えは一つじゃないと思います。
風力発電だって、脱原発をするために考えられた優しいアイデアだったのかもしれない。
でも、大規模な風力発電は、今の素晴らしい里山の自然環境のバランスを変えて、ホタルたちはいなくなってしまうかもしれない。
自然を壊しすぎずに、人がもっと謙虚に寄り添う方法もあると思います。

このプロジェクトを通して、琴川の風力発電の計画についても、多くの人に知ってもらいたいです。

佐藤毅さんたちが「男鹿の里山と生きる会」という団体を立ち上げ、 風車に関する意見、署名も集めています。ぜひご協力いただけると嬉しいです。

署名はこちらから

完成した音楽映像は、みんながシェアできるようにYouTubeにアップしますので、ぜひ拡散協力していただけると嬉しいです!

以下、佐藤毅さんの風力発電計画に関する考えの投稿をシェアします。

琴川に大規模な風力発電の計画があると2022年5月26日の秋田さきがけ新聞に掲載されました。
地元住民への説明もまだなので、計画はまだ初期の段階であると思います。

突然のことでわからないこと整理できないことも多いのですが、早い段階で多くの人に知っていただき、力になっていただけるなら本当にありがたいです。

私は、どうしてもこの場所を守りたいです。

12年前からホタルカフェという夜の営業を行ってきました。
ホタルは自然環境の素晴らしさを証明してくれる生き物であり、これほど広域でホタルの乱舞が見られるところはないように思います。

その環境を守りたいという思いで、5年前から上流の耕作放棄地で田んぼもはじめました。

琴川の山からしみ出し集まってくる山の水は、肥料もやらず、藁や米ぬかなどほとんど戻していない田んぼでも立派な稲が育ちます。
耕作放棄地だったところにホタルが増えていきます。

冬も水を張りっぱなしの田んぼには他にも様々な生き物が集まってくるようになりました。
田んぼの氷が溶けると、産卵のためにヤマアカガエルが山からおりて来て、3月の上旬からカエルの声が鳴り響きます。
サシバという鷹がその頃に戻ってきて毎年巣を作り、田んぼの近くでずっとカエルを狙っています。去年の春は2羽のコウノトリがしばらく滞在していました。

モリアオガエル、サンショウウオなど希少な生き物も当たり前に目にすることができ、田んぼにいるだけで里山の生態系がいかに多様なのかを感じることができます。

ただ田んぼがあればいいわけではありません。田んぼをやったからこそ実感できたことですが、山が健康であることが最も大切だと感じました。

最近は山にあまり手が入れられていなくなってきていること、山の農地が耕作放棄されてきていることが心配でした。
山の活用については、友人と「男鹿森の人プロジェクト」というグループを作りました。
林野庁の森林・山村多面的機能発揮対策交付金を活用して6月から山の手入れをしていくことになっています。

木は成長する過程で二酸化炭素を吸収し、体(炭素)を作っていきます。
広葉樹は切っても切り株から新しい芽が出てきて、また空気中の二酸化炭素を吸収し体を作り始めます。
山の木をエネルギーとして使ったあとの灰には、たくさんのミネラルが残っているので、山の畑に戻すこともできます。
手をいれることによって山に光が入り、空気が流れるようになります。
土壌微生物のことも考え、愛情を持って山と関わっていけるなら、里山の木々こそが本物の自然エネルギーを生み出しているといえます。

多くの人が山に手を入れて、活用していく流れを琴川から作っていきたいと考えています。

_____佐藤毅

最後に

このプロジェクトを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この話は、秋田県だけの話ではないと思っています。
どの地域でも、自然環境と開発の狭間で、たくさんの人たちの想いが溢れていると思います。
対立し合うのではなく、話し合い、寄り添い合い、より良い方へ調和していく、優しい世界になりますように。

日本の里山は、世界から見ても、本当に美しく誇らしい、守っていく価値のある大切な財産だと思います。

近くで暮らす人も、遠くで暮らす人も、開発に関わっている方も、関わってない人も、みんな同じ地球の仲間として、自分のことのように考え、みんなの氣持ちを確認し合うキッカケになればいいな、と願います。

可愛い子どもたちの未来が、どうか緑あふれる豊かな日本でありますように。

プロジェクトメンバープロフィール

佐藤毅
秋田県在住。珈琲焙煎の職人、コントラバス奏者。
2006年から自家焙煎の 珈琲の店「珈音」を営んでいます。
珈音のある秋田県の琴川は、初夏には沢山の蛍が舞う美しい集落で、この土地の美しさを知ってもらいたいとはじめたホタルカフェがきっかけで田んぼを作り、山の手入れをはじめました。

山の耕作放棄地で、米の他に、小麦、大豆、スゲなども育てています。田んぼも畑も里山の一部、人が加わると里山にはたくさんの循環が生まれてきます。本物の自然エネルギーもあります。草木や微生物への愛情を持って、山が生き、人も山とともに生きていける未来を目指しています。

平岡千代
神奈川県秦野市在住。
シンガーソングライター / 音浴YOGAスタジオManaihoインストラクター

元氣の源は、音楽とヨガと自然
母から教わった昔ながらの叡智が込められている唄や、旅先で出逢った美しい景色に湧きあがったメロディを紡ぎ、どこか懐かしい温かな音楽に導かれ歌い続けている。

菊地晃生
秋田県潟上市生まれ在住。
百姓 / ファームガーデンたそがれ / たそがれ野育園 園主 / 4児の父

ランドスケープデザインの仕事を経て2008年に帰農。
祖父の田畑を受け継いで就農し、慣行栽培のたんぼと家庭菜園から農に入るも圧倒的な化学肥料、農薬使用に衝撃を受け、1年で慣行栽培を離脱。以降、農薬・化学肥料を使わない栽培を目指し、自然栽培を実践・自主販売を始める。
「ファームガーデンたそがれ」として水稲のほか大豆、小麦、枝豆など約150品種を栽培。また「たそがれ野育園」として、農的暮らしの学び場を主催している。

兒玉 峻
神奈川県秦野市在住。
弦楽器奏者

映像が浮かびあがる音色 旅先で見た風景 指先から伝わる感情
素朴なアフリカンハープの音色から、エフェクターを駆使した実験音楽まで、自由に弦の波動を遊びつくす空間芸術家

黒崎 平
長野県出身、秋田県を拠点に活動するアーティスト。
大学進学を機に秋田へ。その後秋田の暮らしに魅了され続け、移住を決意。ゆったりと、そして、力強く流れていく日常は、ないものばかりを数える私に、立ち止まって味わう豊かさを教えてくれる。
喧騒に巻かれるこの時代だからこそ「いぶりがっこのような音楽を」と私は思う。
音楽家だからではなく、生かされているからこそ生まれる音楽を。
溢れて流れていってしまう愛しい日々に、音楽という栞を挟み込めたなら。そんな妄想を抱き締めながら今日も歌う。
最新アルバム「かめれおん」を2022.03.21に発売!

長村 冴樹
東京生まれ、インドとシンガポール育ち。

皆んなが平和に自然と生きていける事を願いつつ現在秋田でアーティストとして活動中。
波のような秋田の暮らしを味わいつつ、バンドThe Duxies そしてOnsen Gangで音を奏でながら楽しくやってます。


レコーディングの様子

琴川の自然のエネルギーを感じてから挑みました!
練習場所を提供してくれた菊地家。心地のいい居場所をありがとうございます!
CDジャケットの歌詞を書いてくれた、つきちゃん♪
毅さんの珈琲屋 琴川の珈音で映像も撮りました!
企画メンバーの晃生さんと毅さん
映像撮影はエミルさん!心強い仲間です!
琴川で気持ちよく響くドブロギターby峻さん
エンジニアのうっちーさん!機材全て持ち込んでくれました!
CDジャケットのイラストを書いてくれたようじろうくんと、タイトルを書いてくれた白花ちゃん♪天才です!
愛おしいこどもたち
朝から夜まで元気いっぱい子供たち!
みんなで琴川へ!きもちいいね〜
兄弟のようなバンドメンバー
コーラス参加してくれた子供達♪Day1
リハーサル風景
やりきったみんなと打ち上げ♪
毅さんのピアノソロ、感動しました

感謝.

2023.5.26-28

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