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マーケティング勉強会/7月(交渉)

 皆様、こんにちは。Chiyoda update  運営メンバーのえりこです。今日はオリンピックが盛り上がる中で2021/7/31に行ったマーケティング勉強会のレポートをお送りします!私たちの勉強会は、週末の朝などにオンライン子連れで行う勉強会がほとんどです。たまに、ギャーー!というお子さんの声が入ったりしても、お互い様の温かい雰囲気の中で実施しています。
 
 ■Chiyoda update「実務に役立つマーケティング思考」交渉を学ぶ
 〜子育てしながら働く方、管理職になる方へ〜(講師:山口信和先生)
 ■2021年7月31日(土)9:00〜11:00(オンラインzoomにて)
 ■参加人数4人+講師

 今回は、たびたび私たちの勉強会にご登壇していただいている「プレステージマーケティング」に長らく携わられている山口信和先生にお越しいただき、オンライン会議ツールのZoomを利用して、「交渉」について学びました。

 まずアイスブレイクとして、今行われているオリンピックについてどんな事を感じますか?という山口先生からの問いかけに考えを巡らせたり、事前に自分たちが考えてきた「交渉の目的」について意見を言いました。それぞれ山口先生からフィードバックをいただきます。
 オリンピックについては今回ほど多様性を意識する会はなかった!という参加者からの意見やほんの僅かな差でメダル獲得が決まる難しさ、それは日常からの努力の差。ビジネスにも通じる、と言った先生からのコメントがありました。また交渉については、Winーwinを目指したい、相手を丸め込んでも長続きしない、子供との交渉は難しい!信頼できない相手と交渉するにはどうしたら!?と様々な意見・質問がありました。
  「経営学・マーケティングは実学」と山口先生もおっしゃるように、ビジネスシーンだけでなく日常の中で「交渉」の考え方をどのように生かしていくかを考えます。

 メインの山口先生の講義では、先生から、以下のことを教えていただきました。

■交渉において大切なこと
1)相手の問題点を理解すること
2)コストは交渉後と思うこと
3)本音の話をすること(相互の利害関係だけに焦点を合わせる)
4)三角形の関係から代替案を創造する(相互の理想的な着地点を探る)
5)BATNAを準備する
6)自己観察を大切にする
7)ユーモアを忘れない
8)相互の相違点を認識する
9)誠実な姿勢を貫き通す

 また、相手の立場を考える上で大切なこととして、できれば「実際に経験してみる」ことが良い。親が子供と向き合う際に、子供の立場になるには、子供の頃のことを思い出せば良いのですね。なかなか難しいこともありますが、私たちはみんな昔子供でしたから。

 交渉において、相手の文化や考え方を理解することが大切であり、かつ、常に、自分にとって「相手よりも優位に立てる根拠」は何かという事をブレずに持っておくことが大切と学びました。参加者同士で今の仕事における「相手よりも優位に立てる根拠」をそれぞれ考えて発表し合うこともしました。様々な業界で働くそれぞれが大切にしている事を聞くのも良い刺激をいただける機会になりました。

 働きながら子育てをする方にとって強い味方になる「交渉力」、今回学ぶことができてさらにパワーアップできた気がします。お忙しい育児と仕事の両立時間を縫って参加してくださる皆様、いつも本当にありがとうございます!ぜひまた元気にお会いできますように!

 毎月第1週土曜朝にはテーマを変えてオンライン読書会も開催しています。8月は「熱い気持ちに火をつけてくれる本」。ご興味ある方、ぜひご一緒しましょう!

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