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angenoir165
[コラム] 俳句をつくるときの思考をダダ漏らしてみる
何の参考にもならないかもしれないけれど、私が俳句をつくるときの思考をダダ漏らししてみようと思います。
さきほど、雨上がりに自転車を漕いでたら、むわっとコンクリートのにおいがして、蝉が一斉に鳴き出したんだ。
これは俳句的!と思い、まず一句。
雨止んでコンクリにおい蝉時雨
いちおう俳句になった。
しかし、これではつまらん。情景を述べているだけだ。
ここにエモさを追加したい。
で、こうなる。
雨止んで記憶もにおい蝉時雨
ふむ。情景の中に佇む人が追加できた。
でもこれでは何か奥行きがない。
たぶん、一文字ふた文字変えれば良さそうな…
で、こうなる。
雨上がり記憶も香る蝉時雨
何か自分的にはまだ物足りない感じだけど、このくらいやってしばらく寝かしてまた考える…。
俳句をつくるときは、こんなことをゴニョゴニョやってます。
もう少し頑張りたい私!
それではまた〜。
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