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[コラム] 俳句をつくるときの思考をダダ漏らしてみる

何の参考にもならないかもしれないけれど、私が俳句をつくるときの思考をダダ漏らししてみようと思います。

さきほど、雨上がりに自転車を漕いでたら、むわっとコンクリートのにおいがして、蝉が一斉に鳴き出したんだ。

これは俳句的!と思い、まず一句。

雨止んでコンクリにおい蝉時雨

いちおう俳句になった。
しかし、これではつまらん。情景を述べているだけだ。

ここにエモさを追加したい。
で、こうなる。

雨止んで記憶もにおい蝉時雨

ふむ。情景の中に佇む人が追加できた。
でもこれでは何か奥行きがない。
たぶん、一文字ふた文字変えれば良さそうな…

で、こうなる。

雨上がり記憶も香る蝉時雨

何か自分的にはまだ物足りない感じだけど、このくらいやってしばらく寝かしてまた考える…。

俳句をつくるときは、こんなことをゴニョゴニョやってます。

もう少し頑張りたい私!

それではまた〜。

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