自分の為の入院日記(5)

昨日の夕飯後、若先生より来週からの治療について話を聞く。
来週からリハビリと血漿交換を始めて行くそう。血漿交換も順番待ち状態だから、日にちがかかる場合は再びステロイドパルス点滴をやるかも。合わせて再発防止の薬も早めに始めるかもしれない。
視神経についても注意してみていくとの事。

まだ採血等の結果は全て出揃ってはなく、未だ原因は不明の様だ。手をこまねいてはいられないので、ひとまず治療の指針は、私の自覚症状と先生から見た客観的症状の軽減、MRI画像診断によるようだ。
あの終わらない感覚クイズ、この為だったか…

自覚している現在の私。首から下の右半身の強張りと動かしにくさ、筋力の低下（握れない、すぐおとす、歩けるが足をひきずる）、身体の左右の感覚が違う（右の方が鈍いはずなのに、痛みや冷たさは強く感じる）見え方は今まで通り変わりなし。こんな感じかな⁇

もらった書類には現時点で考えられる病名として『急性横断性脊髄炎』と記載してある。視神経にも異常が出やすいらしい。

それにしても今日はヒマ。土日祝日は検査やリハビリ、入浴等はないらしい。字を書く練習をしてみる。
私は右利きだったので、完全にお手上げ…。
心を入れ替えて左利きになろう！と思ったが、甘やかされて育った左手の字の方が更にひどい…
これからも右利きかもしれん。

午前中に看護師さんにコンビニ付き添いをお願いしたが、これは忘れられてるなー。
何故か動かない右手の手荒れが気になる。指紋がなくなってきてる。ハンドクリーム欲しい（おやつも欲しい）
17時位に看護師さんがコンビニに連れて行ってくれた。その看護師さんは何も言わなかったのだが、他の方が買い出しを断られていたのを目にしてしまった。どうやら土日祝はコンビニ付き添い等はご遠慮して欲しいみたい（人手不足の為、トイレにも介助が必要な人も多いみたい）

本当に病院で働く人は大変だ。
知らぬとはいえ、悪い事したなー。
自分だけでコンビニ行けるように、来週からのリハビリで優秀な成績を残そう！

さて、廊下で全力疾走の足音。この静かなフロア（ナースコールは引っ切りなし）には子どもの患者さんもいるらしい。元気な声が聞こえてきて、こっちも明るくなる♪
なかなかチャンスがなく、お目にかかった事はないけど。